18日から「知能増幅回帰」を新デライト市場戦略の標語として考えていたが,「回帰」という表現に違和感が拭えず,悶々としていた。そんな時ふと「解放」という表現を思いつき,ようやくしっくりきた。
これまでのデライトの経験を全て活かしつつ,知能増幅の封印を解いて前進し続けるという意識に「知能増幅解放」以上の表現はないだろう。
引き続きデライト市場戦略について考える。
最近感じていたデライトの表現上の問題は「ありのまま」で解決することに気付く。「最も使いやすいメモサービスを目指す最も使いやすい知能増幅サービス」というデライトのあるがままの姿を表現していくのが近道なのではないかと思えるようになった。これを凝縮した「知能増幅メモサービス」という新しい表現も考えた。
昨日は「知能増幅回帰」という言葉を思いついたところで,これまでのデライトの方針との整合性をどうするかまとまらないまま終わった。結局,方便にこだわるから辻褄合わせに苦しむわけだ。
今日から旧デライト市場戦略・新デライト市場戦略として整理していくことにしたが,これが一夜革命と結びつくことに気付いた。ふと「デライト一夜革命」という言葉が脳裏をよぎるが,全知検索してみるとついこのあいだ描いていた。すっかり忘れていた。色々な思いが込み上げてきたが,まとめている時間は無いのでここで寝ることにした。
久しぶりに姪が来た日でもあった。手を掴んで歩くのはちょっと感動した。
ツイストのスレッド総集編をまとめたり不具合修正をしたりしながらデライト市場戦略を見直していた。N10K 騒動から必要を感じていたことだが,ようやくその余裕が出来た。
そもそも知能増幅技術であるデルンをいかに軽常にするかという意識から始まったのがデライトであり,これまで知能増幅のような点を強調することは無かった。この路線はある程度の成果も挙げたが,最近,多少限界を感じるようにもなっていた。
デライトが誰でも気軽に使えるようになるに越したことはなく,これからも努力は続けるが,問題はそれにかかる時間だ。他のメモサービス以上に使いやすいものになるまで,デライトは大して使いやすくもない風変わりなサービスでしかないことになる。この間をどう繋ぐかということを考えると,やはりデライトが知能増幅技術であることは重要だろう。
KNS にその役割を期待していたが,KNS の価値は結局個人知識管理サービスとしてのデライトの価値に依存するわけで,知能増幅はこれを引き上げる最も手っ取り早い訴求点でもある。
「知能増幅回帰」という言葉が頭をよぎる。
「最も使いやすいメモサービス」と「最も使いやすい知能増幅サービス」について考え始めたところで床に就く。