「写し取り(写取)」は(コンピュータ操作上の)「copy」に対する宇田川の翻訳案。
一般的には,「切り取り(cut)」「コピー(copy)」「貼り付け(paste)」と訳されている。唐突にカタカナ英語が混じる違和感も,日本人の言語感覚からいえば許容範囲ではあるのだが,少し工夫して「写し取り」とすれば,十分意味も分かりやすく整列感を持たせられる。
「写し取り(写取)」は(コンピュータ操作上の)「copy」に対する宇田川の翻訳案。
一般的には,「切り取り(cut)」「コピー(copy)」「貼り付け(paste)」と訳されている。唐突にカタカナ英語が混じる違和感も,日本人の言語感覚からいえば許容範囲ではあるのだが,少し工夫して「写し取り」とすれば,十分意味も分かりやすく整列感を持たせられる。
輪郭小窓でも使うので,写し取りアイコンを作り,中景輪符の装体調整などをしておいた。出振るい済み。
輪括弧による写し取りは初見では分かりにくいので,以前から写し取りボタンを付けることは考えていたが,用合いの複雑化の懸念から見送っていた。
知番輪結と一体化させた最大化アイコンが成功しているため,閉じ輪括弧に一体化させるようにしてみると,これも上手く行った。さりげなく輪括弧の役割を示唆してくれる(写し取りアイコンの様子)。
ついでに,待っ読小窓の写し取りボタンもこれで統一した(待っ読小窓の様子)。これまでは絵文字(📋)で誤魔化していた。
Safari で文字が小さい入力欄に捕活するとズームが発生し,これで小窓が消えてしまう問題に気付き,一瞬ロックをかけるように修正しておいた。
HTMLElement.offsetWidth
}{初期化されない}{再追加}{正規の手段}{初期化する}{思いきや}...写し取り部分の背景色が変わる「写し跡」を,時間経過で透明化するようにして終了。CSS アニメーションを使い,明るい背景では gainsboro
から ease-in
で30秒かけて完全透明になる。感触は良好。
この機能自体は写し取りを確認しやすく有用だと感じていたが,解除方法が難点だった。これまで再読み込み以外で消せなかった。当初,マウスオーバーで消せるようにするつもりだったが,タッチ端末を考えると汎用性に欠けるので気乗りしなかった。最近になって時間経過で消すことを思い付いた。
実装は CSS アニメーションを使えば容易……と思いきや,CSS アニメーションをスクリプトから初期化する正規の手段が無いことを知り困った。単純に分類名を削除・再追加するだけでは初期化されない。結局,分類名の削除の後で以下のように HTMLElement.offsetWidth
を参照してリフローさせるという小細工が必要だった。
void elm.offsetWidth;
気持ちの良い方法ではないが,確かに主要舞覧ではちゃんと動作する。しばらくこれで様子を見ることにした。