まず,輪郭選り手抜控機能整備の出振るい後,気になった問題を概ね解消した。これで気持ち良く次の当努に移れる。今後の作業方針についての考えもまとまりつつある。色々な気付きもあったが,早く寝たいので作業時に書く。
- 再描出下書き抜控の読み取りを自我毎に出来ていなかった問題を修正。
- 実質内容のない新規描出下書き抜控が残りやすい問題に暫定対応。
- 知名・描写の片方しか下書き抜控がない場合でも合体選り手を開くように修正。
- 新規描出下書き抜控一覧のラベルを「下書き」から「他の下書き」に変更。
前後景一覧は別として,検索語無指定の場合の輪郭一覧で描写のない他輪郭を非表示にすることを検討。以前からあった案だが,いくつか懸念もあり見送ってきた。
輪郭の展示としては知名のみの輪郭は邪魔に見えることが多いが,非表示にする条件の導入により挙動が複雑になることで多少用者の混乱を招くだろう。読みやすくなる代わりに,内容のあることを書かなくてはならないという誤解で書きにくくなるかもしれない。また,知名のみの輪郭での表現にも有用なものはあるので,全て非表示というのももったいない。かといって,後景輪があるものを例外にすると中途半端で現状と大差ない。
いずれにせよ,自我で輪郭一覧の見せ方を変える仕組みは公開設定機能で整える必要があるので,その時に再検討することにした。
Markdown の setext 式見出しをどうデラングの見出し記法に取り入れるかの検討で終了。
区切り線と混乱しないようにというのが課題だったが,現在のデラング実装では,段落直後に続く区切り線記法が機能していないことに気付いた。明確に意図していたわけではないはずだが,既存輪郭についての心配は要らなくなった。好都合な偶然だ。
とはいえ,省割として空行を挟まずに使える利便性も捨て難いので,5日3歩の方針は維持すべきか。
=
か -
を3つ以上というのは,2つは体裁を考えずに省力のために使うことが多いということと,3つ以上で区切り線を引こうとする人なら Markdown の setext 式見出しにも気を付けるだろうという狙いがある。
これと,最新の見出し装体,前歩の区切り線記法についての検討を総合すると,以下のように破線・点線を加えた拡張の可能性も見えてきた。
第1階層
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第2階層
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第3階層
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第4階層
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昨日は祝日で出来ない手続きもあったため,今日も事務的な用事を片付けるため外出していた。これで早く片付けたい問題は概ね片付き,やっと一息つけた。明日からは整清もほどほどに新生デライト開発に戻りたい。
落ち着いてくると実感も増すには増すが,夢や虚構でなければありえないような状況であることは変わらないので,いまだに脳が混乱しているのが分かる。我ながら信じ難い人生だ。
これまでも自分の幸運に驚かされることは多々あったが,今度ばかりはいくらなんでも度を越している。この世界にあってはいけないことなのではないかという気さえする。これを引き寄せたのも知能増幅技術としてのデライトなのだろうか。
実感とともに,感謝の念も責任感も湧いてくる。人はもちろんのこと,道具など,これまで自分を支えてくれた全ての物を大事にしようと思った。
……やはり,ここまで来たら,デライトの早期成功も希哲館事業の成功も確定したようなものと思えてしまう。