……と痛感したのは,先のコミケでの騒動で,「○○円くらいならいいけど○○円で売るのは流石に転売だろ」みたいな非常に感覚的な感想が並んでいるのを見た時。転売に憤っている人自身も,転売とは何で転売の何が悪いのか理解出来ていないまま,転売叩きが盛り上がっていく。
{あれ K#F85E/E74C-817C}
宇田川浩行{希哲15年5月2日の日記 K#F85E/E74C-B34A}
宇田川浩行1月16日に掲げたはいいが,遅々として進まなかった「第三次生活習慣改善」がここに来て急進展している。生活上の色々なことが自然と丁寧になった。
今日は特に姿勢改善を心掛けた。背筋を伸ばしてみると,だいぶ表示機が下を向いているのが分かった。ここ最近の生活を物語っているようだった。少し上に傾け直した。
食事も個人機の前ですることが多くなっていたが,食卓に移動するようにした。消化に良い姿勢を保ちやすく,目も休まり,気分的にもメリハリがつく。
入浴前には蒸しタオルで目を温め,そのタオルでヘアマスクをした頭を包んでゆっくり湯船に浸かった。思えば,ここ半年ほどこんな優雅なことをしている気分ではなかった。
間食も砂糖もカフェインも自然と減っている。無意識のうちにストレス解消手段になっていたのだろう。
生活の質を向上させる上で重要なのは,一にも二にも心のゆとりだということを痛感する。
進捗も悪くはないが,毎日15歩以上を保てるようにしたい。ここまででだいぶ生活と環境を整えたので十分期待出来る。開発でも環境調整まで終え,集中力が上がってきた。
目薬を毎日さすようになった3月5日頃から目の不快感を覚えることはほとんど無くなっていたため,蒸しタオルの必要も感じていなかったが,一段とすっきりする感覚はあった。鏡をみると目元が明るくなっているような気もした。やはり気休め以上の効果はありそうだ。
{あれ K#F85E/E74C-D73E}
宇田川浩行{希哲15年4月2日3歩 K#F85E/E74C-C6B3}
宇田川浩行{希哲15年2月18日の日記 K#F85E/E74C-F69D}
宇田川浩行{希哲15年1月3日の日記 K#F85E/E74C-AF12}
宇田川浩行{希哲14年11月13日の日記 K#F85E/E74C-0FB8}
宇田川浩行一年後を見据えるようになったことで,少しずつ意識が変わってきた。
デライト宣伝の時間対効果は相変わらず高いが,やはり,デライトの成功には早過ぎるような気がしてきた。
通常,ネットでの地道な宣伝には最低でも半年程度の様子見が必要で,他の個人知識管理サービスも有名になるまでにはそれなりの時間をかけている。常識的に考えればまだ焦るような状況でもない。むしろ,無理な焦りで無駄な疲弊を招くことが自殺行為になりかねない。
これまでは狩猟採集のように効率的に用者を誘い込むことばかり考えてきたが,今は農耕の気構えで,認知の種蒔きをする時期だと思えるようになってきている。
最近,自分の人生観の甘さ,苦労知らずぶりを痛感することが多いということも心境の変化の一因かもしれない。デライトの成功までにもっと苦労しないと申し訳ないというか,もうちょっと苦労してもいいか,という気分になってしまっている。
デライト収益化に関しては,年末までの比較的短い延長戦の可能性を捨てきれず微かな迷いが残っていたが,気持ちの整理がつき,正式に来年11月1日までの期限延長を決めた。得るものの大きさと代償,早さと確実性,色々天秤にかけてみると,結局これが最適解なのだろうと思う。
{希哲14年9月16日6歩 K#F85E/5B28-89EF}
宇田川浩行急遽当面の作業方針を見直し,短期集中生活を前倒しで今日から始め,入門者目線でのデライト用合い改良に傾注することを決めて終了。
新規利用者登録は順調に増えているにもかかわらず,一度も描き出ししない登録者や,描き出ししても知名・描写が空欄のまま一つだけ,というような不思議な登録者が多いことが気になっていたが,13時過ぎ,あるツイートを見つけて理由が分かった。想定以上に諸場から登録してくれる人が多いらしい。
現状,デライトのタッチ操作はかなり等閑な状態であり,初見ではまず十分に使えない。
デルンがもともと個人機を主要な対象にしていたこと,個人知識管理サービスの市場調査でスマホアプリに不満を抱える用者が多い(つまり主要な環境ではない)と気付いたこと,「使い方」や主要な流入元の @Dlt_jp では個人機向けの説明だけにしていたことなどで,大半の登録者は個人機で使うことを想定して来たのだろう,という完全な思い込みがあった。
しかし,すでにデライトは市場戦略から宣伝手法まで多数派向けに舵を切っており,当然ながらスマートフォン等からの流入を想定しておくべきだった。この不整合は見落しだった。時間節約のため握接状況は最低限の指標で把握しており,握接録の分析不足も痛感した。
かといって個人機での用合いが完璧なわけでもなく,入門者目線で見るとあちこちに落とし穴がある。いずれにせよ総見直しが必要になる。
8年以上ものあいだの経験で,開発者自身が個人知識管理に熟達していることはデライトの長所だと思っていたが,これが驕りになっていた気もする。なまじ使えている人間がいるせいで「分かりにくい」とは言えても「使いにくい」と言えない雰囲気を作ってしまっていたかもしれない。
急遽当面の作業方針を見直し,アイコンの設定,パスワード再設定までは実装するつもりで作業中だった利用者設定は中断,諸場用合いも含めたデライト用合い改良に最優先で取り組むことにした。幸い,引き入れボタンの活用で諸場用合いの全体像は出来ている。ボタン式引き入れ方式の実装を終えれば,細かい調整がほとんどだろう。
18日から始める予定だった3日間の短期集中生活を今日から前倒しで始め,この期間で入門者目線で障害になる用合い上の問題を全て取り除くことを目指す。
「使い方」など文書の整備不足もあるが,いずれにせよ画面撮りなどを考えれば用合いから着手する以外にない。
この間,デライト宣伝も一時停止することにした。注意書きした上での宣伝も考えたが効果は疑わしく,この短期間なら用合い改良に集中した方がいいだろう。
手痛い気付きではあったが,ぼんやりしていた最後の壁の正体が掴めたのは大収穫だった。これを乗り越えればデライトの成功はすぐそこだ。