{新生デライト}{難しい質問}{超かんたん}{自由市場}{デライト(なんでもメモ)}{分からなかった}{デライト}{階層関係}{森羅万象}{あれ}...=}(55)

{引き入れについてのご質問から考えたこと K#F85E/E74C-C61D}

大変回答が遅くなってしまい申し訳ありません。色々なことを考えさせられるご質問で,デライトにとって非常に重要な宿題を頂いたように感じています。ありがとうございます。

だいぶ時間が経っているのでお考えが変わった部分もあるとは思いますが,他の方の参考にもなるように文章を残しておきます。まずは,ご質問の内容に沿って,出来るだけ端的に書けることを書いてみます。

引き入れについて

宇田川さんは、知名のみの輪郭をよく引き入れられ欄に引き入れているように見受けられます。

まず,「引き入れられ欄に引き入れる」という概念が私の中に無かったので,難しい質問でした。「引き入れる」というのは,ある輪郭の中に他の輪郭を文字通り「引き込むように入れる」,ただそれだけの極めて単純な操作で,それをする方にとっては「引き入れる」,される方にとっては「引き入れられる」ということになります。

例えば,フォルダの中にフォルダを入れる操作に相当します。ただ,多くのツールでは,データの内容とデータ同士の関連性は別々の画面に表示されます(別のウィンドウやサイドバーなど)。輪郭は,輪郭の内容と他の輪郭との関連性を一緒に表示させる仕組みを持っているのが特徴的です。これは,画面を切り替えたり視線を大きく移動することなく,内容と関連性を確認したり修正したり出来るようにする工夫です。

「輪郭をどの輪郭に引き入れたいか」というごく単純な考え方で使えるように設計したつもりでしたが,この見た目が「引き入れ欄に引き入れる」や「引き入れられ欄に引き入れる」という複雑な考え方をさせてしまっているのかもしれません。

このように、知名のみの輪郭を引き入れられ欄に輪括させるのは、主にどのような効果を狙ってのことなのか、ご教示いただけませんか。
あるいは、実際に効果があったと感じた出来事・体験をお伺いしてもよろしいでしょうか。

特に「知名のみの輪郭」という意識をしたこともありませんでした。その時に知名だけで十分なら知名だけの輪郭が出来ますし,当然その後描写に書き加えることもあります。知名があるか描写があるかということに固定的な意味はありません。私にとっては,この「知名のみの輪郭」という意味ありげな概念もどこから生じたのか不思議でした。

t_w さんも書いているように,アウトライナー項目をざっと書き出していく感覚に近いかもしれません。ある項目をある項目の下位に移動させることも引き入れに似ています。

平面的なアウトライナーに対して,各項目が独立していて,どの角度からでも階層関係立体階層構造を作ることが出来る。これがデライトを「立体アウトライナー」と呼ぶ理由です。大袈裟な言い方をすれば,私はこれを使って「(普通のアウトライナーでは不可能な)森羅万象アウトラインを書き出している」ところです。その単位をそのまま「輪郭アウトライン」と呼んでいます。

アウトライナーで最初にざっと書き出してみた項目も,ご質問にある「知名のみの輪郭」も,言ってみれば「情報の」です。どのようにでも成長していく可能性があり,何がどのように役立つかは予め分かりません。ひたすら蒔いてみるしかないわけです。


効果」というのも正直困った部分でした。私は息をするようにデライトを使っていて,その恩恵に依存して生きているようなところがあるので,「空気に効果があったと感じた出来事」を聞かれているような感覚でしょうか。

ある言葉に関連する言葉がこういう形で連なっていれば,日々気付かされることは枚挙に暇がありません。思い出せなかったことを思い出すこと,気付いていなかった概念同士のつながりを発見すること……これ自体はデライトのごく基本的な使い方です。

全知検索について

当方が同じ操作を行う場合、短期的には全知検索の検索語として、未来の自分が検索することを見込んでいます。

しかしながら、ただ検索に引っ掛かるためだけに輪郭を増やしていくと、描写のない輪郭が増え、デライトの持つ「同じ知名の輪郭を複数作れる」機能の恩恵を受けられず、形だけの輪括だけが増えていってしまうように感じてしまいます。

これも理解の難しい部分でした。「同じ知名の輪郭を複数作れる機能の恩恵」,「形だけの輪括」が何を指しているのか分かりませんでした。「描写のない輪郭が増えることで何らかの恩恵が受けられない」と感じたこともありませんでした。

そもそも,「同じ知名の輪郭を複数作れる機能の恩恵」というのは,「絶対的な名前のない情報を扱えること」以上でも以下でもない,極めて単純自然なことだと思っています。例えば,ツイートのような思いのまとまりにいちいち名前を付けていられませんし,同じ文字列で表現されていても異なる物事がたくさんあるのが我々が住んでいるありのままの世界です。ウィキなどでは全ての物事に固有の名前を付けるという極めて不自然なことをしてきたわけです。それを排し,文字通り「なんでも」記述対象に出来るようにしたのがデライトです。

「検索に引っ掛かるためだけに輪郭を増やしていく」という表現から,どうも全知検索の趣旨が上手く伝わっていないらしいということは分かりました。全知検索というのは,「検索に引っ掛かるように輪郭を増やしていく」こととデライトに知識を蓄積していくことを同一視し,それを促進するための仕組みなのです。

引き入れによってある輪郭からある輪郭への関係が作られるということは,脳内にある情報が輪郭として表現され,それがつながっていくということです。これは頭脳をデータとして再現するということであって,デライトが実現したいことそのものです。それはそのまま検索結果を充実させることにもなるわけです。

たまに「検索用の輪郭」という表現が使われることがありますが,「検索用の輪郭」「検索用ではない輪郭」という分類も全く本質的ではありません。それが有用な分類であればそういう機能にしています。デライトではそれをあえて排しているわけですが,この意図もあまり上手く伝えることが出来ていません。頭の中にある情報は全てが他の情報を引き出す鍵でもあり,その意味では全て検索用です。それをそのままデライト上で表現して欲しいというのが全知検索の趣旨です。

私はデライトを使って自分の頭の中にある全ての物事を紐付ける作業を日々しています。それによって,頭の中で情報を引き出すようにあらゆる情報を自由自在に引き出すことが出来ています。これ以上「恩恵」のあるメモツールを私は知りません。

考え過ぎないこと

どうせ輪括するのであれば、もっと長期的な効果を見込みたく(そこそこの信念を持って輪括したく)、輪郭法を長年使い込んでいる先輩のご意見を頂戴できればと思います。

一つ助言するとすれば,個人知識管理においては「書く前に考え過ぎること」が最大の障害です。

デライトはその障害を最大限排するように設計されています。例えば,名前を付けなくても体裁を考えなくてもまずは書き出してみて,後からいくらでも修正出来るように作られています。こういった点においてデライト以上のものはなかなか無いと思います。

引き入れについても同じで,そこまで思い悩んで使うものとして作っていないのですが,実際にはあれこれ考えさせてしまうことが多いです。これは明確に伝え方の失敗であり,日々反省しているところです。

計画し過ぎないこと

「知名のみの輪郭」「検索用の輪郭」「形だけの輪括」……こうした利用者によって再発明されがちな区別を排して輪郭という単位であらゆる情報を平等化している理由は,情報が持つ役割を決めつけず,「設計」よる破綻を防ぐためです。

近年,Notion のように情報を自由に設計出来るツールが人気を集めています。それもそのはずで,誰でも最初は自分が思い描いたように設計出来ると嬉しいものです。絵に描いた餅を見ているわけですから。ただ,その大半がまず間違いなく失敗していきます。これは Notion どうこうではなく,人間の計画性というのはそんなものだからです。

個人知識管理の実践を重ねていくと,計画というものがいかに破綻しやすいかということを学びます。したがって,経験豊富な人ほど計画に依存しない方法を求めるようになります。これは,差別がなく自由市場のある社会の方が発展しやすいことにも似ています。人と同じで,情報も成り行き任せに育てていった方が強くなります。デライトは,どのツールよりもそこに最適化されたサービスです。

デライトは簡単です

デライトは,その必要性分からなかった人にとっては「意味不明な用語が多くて分かりにくいサービス」だと思います。見慣れない UI や用語に慣れようという動機が無いからです。

一方で,本当に使いたいと思っている人にとっては実は簡単過ぎるくらいのサービスです。用語といっても小学生でも分かるくらいの表現しか使っていませんし,量も他製品に比べて特に多いとは言えません。登録するのも使うのも実際には「超かんたん」です。というのも,デライトは誰でも使えるようなサービスとして設計され,誰でも理解出来るように努めてきたからです。

ただ,この徹底した「簡単さ」が,デライトの高度な部分に惹かれてきた人ととの間にすれ違いを生んでいるのではないか,という気がしています。小学生でも分かる 1+1 について考え込んでしまう大人がいることに似ているかもしれません。デライトは難しいもの,という先入観があると,簡単さにも構えてしまいます。

デライトは簡単に使えるように作られていますし,簡単に使えるものです。

感謝

cat さんは,数少ない初期デライトの重要な貢献者です。

その方から頂いたこの質問を読んだ時,最初から最後まで意味が分からなかったことに頭を抱えました。自分は一体どれだけ利用者について理解していなかったのか,という感じです。それから毎日,開発者と利用者の間にあるについて考えてきました。回答にここまでの時間を要した理由です。

それと同時に,デライトの大きな課題を解決するヒントがここに隠されているのではないか,という気がしています。これも,率直な勇気ある質問がなければ気付けなかったことなので,本当にありがたいことだと思います。

いまデライトは,「新生デライト」に向けて文書整備を一気に進めようとしているところです。cat さんに限らず,皆様には,ふだん疑問に感じていることがあれば遠慮なく投げかけて頂きたいです。どんな疑問であれ,それと向き合うことがデライトの財産になります。

{進捗記録}{文字装飾記法}{<small>}{置き換えられる}{補足部区}{注意部区}{一段階目}{希哲16年1月24日4歩}{強調度}{注意記法}...=}(73)

{希哲16年1月24日16歩 K#F85E/E74C-1FEF}

注意記法補足記法についての再検討終了

4歩を以下のように修正した。強調度に応じて三段階となる補足記法同様

!--
小さな注意書き
--

!!--
通常の注意書き
--

!!!--
重要な注意書き
--

装体は,23日2歩下敷きに,境界線背景色無しで font-size: 0.8em 程度にした小書きのものを加える。この場合,一段階目注意部区補足部区装体的に区別出来なくなるが,そもそも小さな注意書き補足違い曖昧なものなので自然といえば自然だ。


そもそも注意書き目立つように書かれるものばかりではない,というところに引っかかっていた

二段階三段階かは迷ったが,二段階にして後から追加出来なくなるよりは,三段階にして一段階目無用の長物になる後悔の方が小さい


当初,記号の数で「重要度」を表すことにしていたが,内容重要性装体目立たせ方は必ずしも一致しないので,「強調度」程度の意味合いにしておくべきかもしれない。


ダッシュ記法への応用考えた

例えばデラング文書では,目次項目末尾<small>----輪郭記法</small> などと書いているが,これを ?----輪郭記法置き換えられるかもしれない。

23日12歩書いた小書き括弧記法を使わずに文字を小さくしたいと思うことはたまにあった」とはこのことだったが,あくまでも文字装飾記法の一種である文字サイズ記法フォント記法<small> 相当の表現完全に代替は出来ない。

{進捗記録}{手定め}{握接}{デライト}{希哲15年8月17日の開発}{捗りそう}{dnsmasq.conf.example}{/etc/dnsmasq.conf}{手定め捌き}{dnsmasq}...=}(36)

{希哲15年8月17日14歩 K#F85E/E74C-E9DA}

舞覧手定め環境整備終了

これまでスマートフォンから手定め捌きデライト握接出来なかったため,ここで設定しておくことにしたイチ保手名サイト認識するようになっている)

dnsmasq を使って開発機/etc/hosts共有することにした。

dnsmasq の引装自体は make installdnsmasq.conf.example/etc/dnsmasq.conf複製するだけでよかった。設定は特に弄る必要がなかった。

スマートフォンでは,AndroidiOS ともに Wi-Fi設定から DNS項目を書き換えるだけだった。ただし,dnsmasq 捌きを先頭にする必要があった。

開発機/etc/hosts では127.0.0.1になっていた部分を共有可能なアドレスにして接続出来るようになった。

これでだいぶ手定め捗りそうだ。

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{本文}{あれ}{希哲14年6月30日}{希哲14年6月30日のツイスト}{ツイスト}{挿入}{項目}{Wikipedia}{制御構造}=}(9)

{あれK#F85E/5B28-8E44}

例として,Wikipedia制御構造」の項目をご覧頂きたい。「以下ではなぜかキーワードに変にこだわっているが、そういった字句にこだわるのではなく、構文(シンタックス)として総合的に捉えれば、たいしてこだわる意味はない。」という文章をなぜか本文挿入する方が。

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{『希哲辞典』}{30語}{希哲14年3月10日}{希哲14年3月10日のツイスト}{日本語史上最大の翻訳語体系}{ツイスト}{項目}=}(7)
{項目}

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