最近,黄金循環によって描出宣伝に期待出来るようになったことで描出思考が増え,自然と暗黙宣伝やツイスト宣伝が減っている。ちょうどいい節目なので,昨年10月20日から始まった第二次宣伝攻勢はここでいったん終了とし,2月中に新生デライトとしての体裁を整えてから第三次宣伝攻勢を始めることにした。
宣伝停止までする必要はないが,第三次宣伝攻勢まで Twitter を絡めたデライト宣伝は適宜,不定期でいいとして,当面は開発と文書整備に集中する。
一昨年よく使っていた「デライト仮公開」や「デライト再公開」という用語について整理するため日記や開発記録を読み返していると,当時の思考と感情が驚くほど鮮明に蘇ってきた。「発明疲れ」と言うほどのアイデアの爆発,デルン三大整理……一日であの一年を再体験したようで,せっかくの休日だというのに少しぐったりした。
昨晩ふと思いついてから,これまで自分の身に起きた奇跡ような出来事について数えたりもしていた。
今となってはありとあらゆることが奇跡のように感じられるが,最初の奇跡だった閃きから,希哲館事業がここまでの形になったこと,時代,土地,家系,容姿にまつわること……特に信じがたかったことだけを挙げても五大奇跡か六大奇跡くらいはある。
これらに続くべきまだ起きていない奇跡は二つしかない。一つは希哲館事業収益化(デライト収益化)だ。もう一つが最後の奇跡になるだろう。
私が常識で考えればありえなさそうなことに希望を抱けるのは,実際にありえないようなことを数多く体験してきたからだ。
しかし,思い通りの結果が出るまでサイコロを振り続けることが出来ただけだとすれば,その環境に恵まれたことが最大の奇跡かもしれない。