ネット環境整備,配線整理の過程で SLFS における USB 3.0 ポート認識不良についての調査を始めたものの,未解決で保留。
主力機には筐体前面・背面にそれぞれ2つずつ USB 3.0 ポートがあるが,Linux では Slackware 時代からいまいち使えた試しがない。それもそのはずで,どうも USB 3.0 ホストコントローラーが認識されていない。最初から Windows は仮想機でしか入れていないので,Linux 固有の問題かもしれない。
lspci
では Etron Technology の EJ168 が見えるがドライバ表示がなく lsusb
では表示されない。
怪しいのは UEFI,核脳構配,起動応付あたりだが,今のところよく分かっていない。UEFI 設定も見直したが明らかにおかしい所は見つからなかった。
核脳構配では,そもそも USB 3.0 を有効にしていなかったので CONFIG_USB_XHCI_HCD=y
と CONFIG_USB_XHCI_PCI=y
を加えて核脳再構築をしたが,相変わらず。更に CONFIG_USB_XHCI_PLATFORM=y
を加えても変わらなかった。
これまで使っていた Linux 核脳 vmlinuz-4.9.9-slfs-t2 は希哲11年6月28日に備立したもので,しばらく弄っていなかったので,良い復習にはなった。今回の備立は一応 vmlinuz-4.9.9-slfs-t3 としておいた。今後何かと調整しやすくなるだろう。
起動応付の変更はまだ試していないが,急ぐことでもないので今日はこの辺でやめておいた。
内部配線の問題もありそうな気がしてきたので,今度の主力機清掃時に確認してみる。