[何かの部区開始行] ^
* 見出しの折り畳み ^
・リストの折り畳み ^
・折り畳まれる項目
+{埋め込みの折り畳み K#XXXX} ^
{希哲16年1月20日の散歩 K#F85E/E74C-21B7}
宇田川浩行{折り畳み記法について K#F85E/E74C-1188}
宇田川浩行折り畳み記法と渡括記法を融合させるというのは新鮮な発想で,良い刺激になりました。
ただ,折り畳みは一般にソース上にあっても構わないが表示上は折り畳んでおきたい,という程度の要求で使われるものでもあるので,本質的に共通部分はあってもどちらかがどちらかに包摂されるものではないと考えています。それを融合するということは,応用範囲を狭めることになります。従って,互いに独立した記法として上手く組み合わせられるようにする方向で実装する方針です。
現時点では,^
をブロックの開始行末に加えるという記法を考えています。例えば,以下のように渡括記法と組み合わせられるようにする予定です。
+{知名がラベルとなり内容は折り畳まれる K#XXXX/XXXX}^
これは他の様々なデラング記法にも応用が効くので,例えばネタバレ注意や NSFW 的にも使えそうだと思っています。
-
}(166){希哲16年1月20日8歩 K#F85E/E74C-2FC4}
宇田川浩行ひょんなことから,予てからの課題だった折り畳み記法が急速にまとまった。
折り畳み記法は,他の部区記法と組み合わせて使える汎用的な記法として実装していくことにした。以下のように,部区の開始行末に ^
を加えることで,その部区(見出しなら階層下の内容)が折り畳まれるようにする。厳密に言えば見出しは階層下の内容を含む部区ではないが,例外的に扱う。
・リストの折り畳み ^
・折り畳まれる項目
* 折り畳む見出し ^
折り畳まれる内容
+{埋め込みの折り畳み K#XXXX} ^
検討中,これがネタバレや NSFW のような閲覧注意の内容に使えそうなことにも気付いた。
きっかけからまとまるまで
{希哲15年6月18日の開発 K#F85E/E74C-080F}
宇田川浩行気になっていた細かい不具合修正を済ませ,描写埋め込みや拡張子のみでの添付譜類参照の実装に入れた。
最近の輪郭整備で月庭の公開描出を見返すことが多くなり,何となく「C++ウェブ開発向けライブラリ」を見ていると,どうも定表記法らしいものを使っていることに気付いた。昨年,デライト公式でデルン初描出の日として参照していたが,その時はデラング整備が視野に入ってない頃だったせいか気にしなかった。
すっかり忘れていたし,DIL 0.2 の交度にも残っていないので,DIL 0.1 か,そんな概念もないデルン最初期に実験的に実装して間もなく自然消滅したのだろう。
そんなことを考えていたら,当時の実装の記憶がうっすら蘇り,するすると実装方針が出来上がった。1日もあればそれなりの形になりそうだ。これも自己考古学,自己累新か。
定表記法は個人的にあまり使う機会が無く,デラング整備でも後回しにしてきた。とはいえ,軽標記言語では目立つ記法の一つなので,これが出来ないことにはデラング整備を終えるわけにもいかない,というところだった。これで一気にデラング整備の終結が近付いた。
これをきっかけに,注意書き記法,折り畳み記法,差分記法,出典記法などその他細々とした記法の仕様検討も進んだ。