長期安定体制の完成後を視野に入れ組計整理と頭の整理をした。こうしてみると長期安定体制への切り替えも本当にギリギリのところで,これ以上遅ければ駄目だったかもしれない。これもちょっとした奇跡だ。
7月いっぱいまでは夏休み気分でいいことにしているが,そろそろ準備運動くらいは必要な時期だ。開発作業もぼちぼち再開したい。
取り急ぎテンプレートを整理して,輪郭ページの吊るし輪郭を入れていた要素を <header>
から <main>
へ,輪郭ページの輪郭一覧を <main>
から <div>
に切り替えた。前後景一覧ページでは従来通り。
特に急ぎたかった部分が上手く片付き,残るは内部的な問題のみなので,輪郭ページ改良はここで中断することにした。
閲覧専用模動の実験をしていた時,輪郭ページの輪郭一覧を隠すと <header>
だけのページになってしまうことに気付いたのが事の発端だった(15日14歩)。
あまり意識してこなかったが,輪郭ページの概念と実装に大きな不一致が生じていた。一時凌ぎのつもりで後景一覧ページを輪郭ページに使うようにしたのはデライト離立補完中の希哲14年8月5日だった。当時と今とでは輪郭ページの捉え方も輪郭の充実度も全く違う。
予てから検索模動・輪郭模動の内部的な切り分けが中途半端なまま進んでいない問題もあったため,抜本的な輪郭ページ改良の方針をまとめた(17日8歩)。
最近の検索演心はそこまで神経質ではないと言っても,<header>
と <main>
の違いは流石に小さくないだろう。何より,気付いてしまうと表現として気持ち悪いので早く解決したかった。
ここでいったん出振るい,手定めを終え,デラング関連スクリプト読み込み改良は一段落とする。
若干混乱していたデラング関連スクリプト読み込み周りの交度整理が大きく進み,非常に見通しが良くなった。期待していなかったが,体感速度向上が見られたのは意外な収穫だった。過程で環境整備や不具合修正など雑多な収穫もあった。
これまで,後縁では使用しているデラング記法に基いて <script>
などを送出する効率的な仕組みが出来ていたが,前縁では Aejs の未整理が原因で不必要なスクリプト読み込みが多々発生していた。最近の対応サービス増加で,この現状への危機感が募っていた。これまではともかく,これ以上増やすには交度整理と効率化が必要だと感じていた。
本当努では,交度整理を進めながら,必要最小限のスクリプトを確実に読み込むようにすることを目指し,その目的は十分に果たした。
「今後のため」という意識が強く,すぐに恩恵があるわけではないと考えていたが,実際に出振るいしてみると明らかに体感速度が向上している。これはちょっと驚いた。高速化として期待出来るのは,せいぜい,スクリプトまで評価する検索演心向けの SEO 効果くらいだろうと思っていた。
棚から牡丹餅ではあるが,外部スクリプトの負荷を軽視していたことへの反省もあり,複雑な気分だ。確かに,最近は自サービスの応答速度ばかり気にしていた。
交度整理では,@math
,@dia
,@cd
,@mbd
,@mbd.Tw
の整理を中心に進めた。実装時期がばらばらで統一感もなく乱雑だったが,概ねよく整理出来た。@mbd.Tw
に若干の要整理交度が残っているくらいだ。
課題だったテーマ切り替えボタンのイメージが急速に固まったため,ダークテーマ実装におけるテーマ切り替え用合いについてまとめて終了。
従来の上部メニュー(様子)で使ってきた歯車アイコンをそのまま太陽に見立て,トグルボタン風に装飾することにした。月は CSS のみで表現し,ラベルには「明」「暗」を使う。開発者通類で試しに装体を作ってみた(録落ち中のメニュー案)。
未録入りの場合はメニューの設定輪結の部分に,録入り中の場合は設定ページ <main>
の右上に置く。この領当ては既に固まっていたが,テーマ切り替えボタンの細部がなかなか決まらなかった。昨日までは,緑色の太陽アイコン・月アイコンの右隣に「明るい」「暗い」のラベルを付ける程度の簡素なボタンをイメージしていた。しかし,これでは冗長な上に直感的とも言い難い。
ふと,トグルボタン風にしてみたらどうかと開発者通類で実験してみたら,想像以上に良かった。簡潔ながら邪魔にならない程度に目立ち,ぱっと見て役割も察しやすい。デライトのテーマ切り替えボタンとしてこれ以上の案は出ないと判断,採用を決めた。
歯車アイコンがそのまま太陽アイコンとして使えるというのは面白い発見だった。形状的にも設定という意味的にも似ていることに気付いて,設定輪結と入れ替えることを思いついたのはだいぶ前で,デザイン的な遊びが出来そうだとは思っていたが,アイコンは別に作るつもりだった。とりあえず実験中の代替として使ってみたら思いのほかしっくり来た。
月アイコンも,よく考えたら画像を用意するまでもなく CSS で十分なことに気付いた。結局,アイコン作成の手間も省けてしまった。
もう一つの課題として,応司のダークモードをどう扱うかという問題があったが,デライトでは明示的に切り替えた場合はその設定で固定し,出放りとしては応司の設定に従うことにした。
残る課題は装体整理のみとなったが,先日の装体整理兼ダークテーマ実装という思いつきでこれも好機に変わった。
譜類添付機能(5歩,9歩),暗証語再設定機能(13歩),ダークテーマ(17歩)の実装方針が急速にまとまり,新生全知検索整備に戻る前に実装出来る見通しとなった。
エクスポート機能についても,実装時期は未定ながら想定より早期の実装が出来そうだ。
とりあえず,当月を除いて直近12ヶ月分の日次出場抜控は温存し,それ以前のものは月内で最初の抜控を除いて削除することにした。最後の抜控よりは最初の抜控の方が日付が揃えやすい。温存期間は3ヶ月や6ヶ月でも大きな問題はないが,あとで調整しやすいように長めに取っておく。
現在の形式での抜控を始めた希哲13年6月6日分から整理作業に着手する。
ディスク容量の圧迫が限界に近付いているので,今後の抜控サイズ増加を考えるとこれ以上先送り出来ない。この日は脳爆発がひどく作業出来なかったため,明日一番にやりたい。
譜類添付機能実装の課題だった用合いについて実装イメージが急速にまとまったので少し整理して終了。
希哲15年3月24日5歩で渡括記法を利用した添付譜類管理方式を考案し,その方向で進んできたものの,一点だけ,「埋め込みたくない添付譜類をどうするか」という問題が浮上し停滞していた。
これに関しては,ひとまず編注記法を活用することを思い付き,必要なら追い追い記法調整していくことで解決した。+[拡張子]
を -[拡張子]
のようにすれば非表示に出来るという記法も考えたが,埋め込み記法全体の整合性も考える必要があり,なかなかまとまらなかった。
昨年から輪郭選り手に添付譜類管理用の部区を設ける案も再検討していたが,やはりどう考えても美しい用合いにはなりそうにない。アイコンと拡張子を並べるとすると,当然添付譜類が多くなればごちゃごちゃしてくるし,少なければ無駄が大きくなる。何より,現状の輪郭選り手が理想的なばら成しなので,これ以上余計な部品を加えたくない。
渡括記法を利用した添付譜類管理方式の再評価の機運が高まっていたところで今日の思い付きが決め手となった。