この希哲15年(2021年)11月1日で,希哲館事業は14周年と15年目を迎えた。なんだかよく分からない奇跡のような偶然の連続により,希哲館史上最高の環境でこの時を迎えることが出来た。
あとはデライトを成長軌道に乗せれば希哲館事業の成功はすぐそこだ。そのデライトの成功も,まず心配ないという状況にある。油断大敵ということで楽観的な展望はあえて持たないようにしている私でも,気の持ちように困ってしまうほど,今の希哲館事業は希望に満ち溢れている。
「幸せ過ぎて怖い」というのはこのことだろう。ここまで来ると今後起こることへの漠然とした不安が増してくる。これ以上何が起こっても,今ほど嬉しいことは少ないだろうし,何かとんでもない凶事の前触れなのではないかと考えてしまう。偶然に見えて,実は理に適っていることの方が多いのではないかという考えを持つようになっていたところで,それを吹き飛ばすような出来事があり,また分からなくなってきた。
デライトには「よろこび」(delight)という意味が込められているが,この幸運の象徴として長続きしてくれることを願うばかりだ。