Let's Encrypt ワイルドカード証明書の更新作業に始まり,長らく混乱していた DNS 設定の整理,捌き手の整理が大きく進展した。非常に見通しが良くなった。
これまでの整理・集約の積み重ねに加え,先日のドメイン名完全集約で完全に機が熟した感がある。
夜になってデライトが頻繁に停止・再起動しているのが気になり,調査したところ,キット*メーネを運用していた https://mn.kitetu.com をいまだに Mastodon 捌きと認識して /inbox
に POST してくる捌き手が複数あることに気付いた。
閉鎖して 410 Gone
を返すようにしたのが昨年3月24日のことだったので,もう流石に忘れ去られているだろうと思っていたが,放置していた Mastodon 専用の捌き手はずっとこれを受け流していたらしい。
deln.conf
で https://mn.kitetu.com への握接に一律 410 Gone
を返すようにして同現象は収まった。
デルン出力録を見ると,DNS 設定の整理でいったん全てのウェブ捌きを sss-2 に集約した13時台から対策を施した21時台までに再起動が多発しているのが分かる(およそ8時間で39回)。夜にかけて頻度が高くなっているのは投稿が活発になってきたからだろう。
捌き手整理に着手する前に,保手名の命名規則と今後の命名方針について整理して終了。明文化していなかった規則の再確認も兼ねて。
保手名はあくまでも抽象的な役割を表すものなので,役割が変われば保手名も変える。保手名と捌き手が一対一で対応している必要もない。
番号も捌き手固有のものではないので,主要なものから順に付けていく。これまで欠番を放置してしまうことが多かった。個々の捌き手を確実に示すためには知番を使うべきだろう。
番号の前に付けている輩符は無くしてもいいかと思ったが,番号を視認しやすい利点もあるため現状維持としておく。特に,abc-def-1 のように保手名が複合化した時にも分かりやすい。昔も同じことを考えていた気がする。
現在,ウェブ捌き向けの汎用保手名として sss をそのまま使っているが,ブランディングの一環として表に出さなくなった時点で実用上の意味は無いため,いったん www に改めることにした。代わりに,デライトのウェブ捌きを表す dlt を導入する。
ウェブ関連は www-1(兼 dlt-1)と db-1 にいったん集約することになる。
いま3台あるウェブ捌きの内,まず使っていない2台を解約することにした。それぞれ月庭と Mastodon で使っていたものだが,デライト完全集約以後はたまに手定めに使う程度になっていた。
KNEST 隠しによるスケールアウトで再利用することを考え維持してきたが,手定めに時間がかかることが予想され,最近のデライト高速化の感触としてはスケールアップ出来るところまではスケールアップで対応した方がいいという考えになってきている。
現在出場用に使っている捌き手がデライト用のウェブ捌きに丁度良い性能であるため,新しく上位プランで契約した捌き手に出場を移し,空いたところでウェブ捌きを移す方向で考える。空いた以前のウェブ捌きも解約する。
昔と違いさくらの VPS では初期費用が無料になっており,昔契約したウェブ捌きは性能の割に価格が高いものが2台あるため,この整理で維持費をほとんど変えずにデライトのウェブ捌き・出場捌きをそれぞれ上位プランにスケールアップ出来る。
リージョンはこれまで適当にしていたが,最終的に残る現出場捌きが石狩リージョンなので,最初は捌き手間の通信効率のため石狩リージョンで揃えておき,徐々に分散させていくことにした。