希哲16年1月14日,末尾に >
を付ける形式で導入。
a > b > c >
切り貼りしやすい利点がある。
不採用記法
^ a > b > c
^^ a > b > c
a > b > c ^
一昨日から始めていた輪郭整備と目下の課題だったまとめ作業を統合し,「大輪郭整備」として継続することにした。この上旬中に,昨年から引きずっている全てのまとめ作業を片付けることを目指す。
この期間,開発作業は必要性と時間対効果が十分高い部分に限って行うことにした。大輪郭整備に没頭するため,すぐ片付けられるこまごまとした問題は明日まとめて片付けることにした。
昨日,いったんまとめ作業に集中することにしたが,この時点では前次記法実装をした先月24日からのまとめ作業を想定していた。
しかし,一昨日の輪郭整備の手応えが思いのほか良く,昨日も止まらなかった。この勢いで,昨年から引きずっているまとめ作業も片付くのではないか,と考え始めたのが昨晩就寝直前だった。
数週間ならともかく,数ヶ月の範囲になると局所的な「まとめ作業」では埒が明かない。その上,連日新たな収穫がある。というわけで24日以前のまとめ作業は諦めかけていたが,輪郭整備という形で外堀を埋めるようにまとめていくのが意外と近道かもしれないと思えた。
最近出来たパンくず記法・前次記法の効用がやはり大きい。主たる上位階層はパンくず記法で,下位階層は強調輪符を交えつつ箇条書き記法で,前次関係は前次記法で,と基本的な輪郭間関係が書き込みやすくなり,これまで空になっていた無数の輪郭の描写が急速に充実してきている。
一昨日からは暦関連の輪郭整備が本格化し,これがまとめ作業の効率化に繋がりうることに気付いた。これまで,日記にせよ副日記にせよ,年別や月別には整理されていなかった。ずっとやりたいとは思っていたものの,時間対効果に疑問があった。当然,書き込む手間は多少増すが,今のデラングなら閲覧性と操作性の改善がそれよりずっと大きい。終わらないまとめ作業,十分に成熟したデラング,やるなら今が最良の時期だろう。
当然,現状・課題・当努の整理にも,献典整備にもなるが,もう一つの大きな狙いとして SEO がある。パンくず記法実装をした1月14日頃から顕著に検索演心からの評価が上がり,検索流入も増えている。どう転んでも損はしない作業になるだろう。
最近,休むに休めず脳疲労感が募るが,もしかしたらパンくず記法と前次記法のせいかもしれない,という気がした。
前次記法が出来た2月24日からまたまとめ作業が追い付かなくなっている。考え事が四方八方に飛び火し脳爆発を誘発していて,収穫も多いが,そこまで手が動かない。
振り返れば,パンくず記法が出来た1月14日以後もしばらく同じような状態だった。
両記法とも,長年のデルンの課題を解決したもので,実際,かなり多用するようになっている。ただでさえ常軌を逸した知能増幅技術であるデライトが,いよいよヒトの物理的限界に迫ってきたか。
面白いことに,パンくず記法の実装あたりから目に見えて検索演心による評価も上がっている。
`silver`
}{`dimgray`
}{`black`
}{希哲16年3月1日}{進捗記録}{希哲16年3月1日の開発}{希哲16年3月1日の進捗}{`bottom`
}{救われた}{気になって}...前次部区装体では高さが固定されているため,ルビが含まれると下にはみだしていたが,昨日の装体調整後のパンくず記法でも似た問題があることに気付いた(区切り記号が上にずれる)。
前次部区に関しては Dex でルビ記法の有無を判定して調整するかと考えていたが,ここで,両方とも position: absolute
と bottom
で揃えればいいことに気付き,早速修正した。なんとなく気になって始めたパンくず部区装体調整に救われた。
ついでに,パンくず部区の中間区切り記号の色を dimgray
から black
に戻した(実装初期にも同じことをしていた:1月15日1歩)。表示環境によっては末尾の silver
と見分けにくい。線の太さなどを変えてみてもやはりしっくり来ない。
見出し装体同様,段落に対して0.5rem分の字上げをして,区切りの >
を前次部区装体と同じように境界線と rotate()
を使った方法で置き換えた。手定め・出振るい済み。
これまでは,単に小書きにして,適当に文字の >
で区切っていたため,視認性が悪く,フォント依存で細かい調整も出来なかった(前回調整後)。
もともと多用していたところに洗練された前次部区と併用することも多くなり,みすぼらしさが気になっていたが,これでだいぶ見やすく,かっこよくなった。
字上げをしたことで言及対象としては使いにくくなったが,稀な用法なので,必要であればスペースで字下げ出来るようにするか,主述記法などと組み合わせられるようにするのが妥当だろう。
`>>`
}{希哲16年2月19日}{希哲16年2月19日の開発}{明示的に}{引用内容}{表現したい}{返信先}{希哲16年2月19日11歩}...「前後記法」として検討していた記法を「前次記法」に改め,仕様を再検討して終了。
<- 前 | 次 ->
<- 前
次 ->
<- 前のみ
次のみ ->
以上のように,<- 前 | 次 ->
を基本形とし,改行区切りや <- 前
,次 ->
のみでの記述も可能にすることにした。
デルンにあった類似機能から,「時間(時印)的な前後関係」を表現する記法として「前後記法」と呼んでいたが,文書では新旧にかかわらず読ませたい順序を指定出来る方が便利なので,より汎用的な「前次記法」と位置付け直した。
新旧を表すのに「前」や「次」というのはよく考えるとおかしいという意見もあり,私も何か良い代替表現はないかと考えていたが,慣用表現として定着しているのでこれは仕方ない。前ページ・次ページというように,左開きのページをめくっていく感覚なのだろう(左開き・右開きは書字方向との相性の問題なので,ウェブで右が次になることが多いのは一応合理的ではある)。
前 <|> 後
前 <|
|> 後
これは他記法と区別しやすく簡潔ではあるが,見本はともかく少し長い文字列が入ると記号が埋もれがちで直感的とも言い難い。視認性を考えると,行頭・行末に分かりやすい記号があってほしい。
また,<|>
はタグ記法で使う予定の </>
と紛らわしい。|
で始まる長い文字列があると,初心者には表組み記法と誤認される恐れもある。
他記法との区別しやすさ,簡潔性,直感性などを総合的に考慮した結果,最も素直な記法であろう <- 前 | 次 ->
に落ち着きつつある。
<
,>
が多用される見込みなので,記法選定は慎重を要する。昨日就寝直前から中規模程度の脳爆発が連鎖し,難しかったデライトの課題が3つも,24時間のうちにほぼ解決してしまった。久しぶりにひどい,もとい,見事な脳爆発だった。
収拾をつけようとしてはいけない規模の連鎖なので,まとめは明日に回し,早々に寝支度を始めた。脳爆発の制御が上手くなったのも喜ばしいことだ。第四次黄金状態の定常化もすぐそこだろう。
希哲館事業における言語開発が上手く行っている理由として,希哲館事業構想の「大局観」とそれを支えるデルンの存在がある,とちょうど考えていたところだった。言語開発は,大局観が重視されてきた囲碁や将棋に似ていることにも気付いた。
この脳爆発が壮大な記号のパズルを完成させた時,棋士の気持ちが分かった気がした。
今日はちゃんと事務的な用事を片付けてきた。ついでに気持ちの良い天気の下でサイクリングも出来た。
やりたいことが多過ぎたので,コロナ対策の外出自粛にかこつけて希哲荘に篭りがちになっていたが,そろそろ5分でも毎日の散歩を再開したい。デライト2周年という大きな区切りを経て少し心境も変わってきた。
面白いもので,ちょっと運動不足になってきたと思ったら就寝直後にトイレに立つことが多くなった。血の巡りの影響が分かりやすい。
パンくず記法の使い方も熟れてきたため,今日から日記・副日記にも使ってみることにした。基本的に自分が読むものなので無くて迷うことはないが,たまに前景が雑多な輪郭で埋まって面倒なことはある。