アンダースコア略記法や内包子におけるアンダースコア記法の廃止についての検討で終了。
現状,譜類名(例:._acv
)・台録名(例:/_kn/
)・駒手名(例:_kn
)などにアンダースコアを接頭子や略記法として多用していた時期の名残りが多くあるが,ほとんど活用していないため,いったん廃止することを決めた。
アンダースコア略記法やその応用記法の問題は,明示性・簡潔性ともに中途半端で,現実には使いにくいという点にある。より簡潔な記法や冗長な記法があると使い分け方が無駄に増えややこしいし,使い所が無い。
知機駒手では大分前から _kn
よりも kn
を使うようになっているが,9月9日13歩以後はこの kn
も省けるようにしたため,_
の出番は完全に無くなってしまった。結局 _
よりも kn
を使ってしまう理由は,どうせ面倒臭いなら分かりやすい方が良い,ということだった気がする。
これまでの経験上,十分明示的な冗長記法と短縮記法の2つにまとめていくのが一番良さそうだ。
KNIF に使っていたアンダースコア記法も廃止し,代わりに kn- 接頭子を導入することを決めた。
例えば,これまでの ._acv
は冗長表記で .kn-acv
,短縮表記で .acv
となる。知機駒手同様,混同の恐れが無い場合は原則として短縮表記を用いる。
.kn.acv
のようにすることも考えたが,一つの拡張子として認識されないと不都合なこともあるので,MIME 型(application/x-kn-acv
)や正式名称の初期案に合わせる。KNIF の各形式に与える正式名称は,旧称 KFF の時は KFF- 接頭子,KNIF になってから KN-ACV のような KN- 接頭子になり,一時 KNIF_ 接頭子に揺らいだこともあったが(冗長過ぎる),これを機に KN- 接頭子で確定する。
アンダースコア記法に依存した実装を排除しながら段階的に置換を進めていく。