デライト高速化兼 Cμ 文字列処理改良についての検討で終了。
デラングに限らず,Cμ は最初期からあった正規表現類型(現・rgx_T
)に頼り過ぎている。s_T
の基本機能の実装を後回しにして,正規表現を使うまでもないような単純な検索・置換も正規表現で済ませていたりするので,このあたりを修正するだけでかなりの効率化が期待出来る。昨年7月の文字列処理改良でも,雑な変換処理の書き直しでだいぶ改善した。
とりあえず,rpl()
,rpl_fst()
,b_mch()
,b_mch_fst()
,b_mch_lst()
といった s_T
の基本的な補助函数を整備することにした。
rgx_T
では,長年全部置換(グローバル置換)だった .rpl()
を一般的な正規表現の慣習に合わせ,.rpl_glb()
への書き換えを進めているところだった(単一置換は一時的に .rpl_one()
を使っている)。
これに合わせ,s_T
の rpl()
も単一置換にしようかと思ったが,正規表現以外の言語慣習と直感性を考慮して,rpl()
は全部置換,rpl_fst()
で単一置換とすることにした。
(この rgx_T
に関する方針はあとで再考することになる)