希哲8年(2014年)頃,利使用者の略から宇田川浩行が考案。
{用者 K#F85E/E530}

前後景一覧は別として,検索語無指定の場合の輪郭一覧で描写のない他輪郭を非表示にすることを検討。以前からあった案だが,いくつか懸念もあり見送ってきた。
輪郭の展示としては知名のみの輪郭は邪魔に見えることが多いが,非表示にする条件の導入により挙動が複雑になることで多少用者の混乱を招くだろう。読みやすくなる代わりに,内容のあることを書かなくてはならないという誤解で書きにくくなるかもしれない。また,知名のみの輪郭での表現にも有用なものはあるので,全て非表示というのももったいない。かといって,後景輪があるものを例外にすると中途半端で現状と大差ない。
いずれにせよ,自我で輪郭一覧の見せ方を変える仕組みは公開設定機能で整える必要があるので,その時に再検討することにした。
一日一文。
25時過ぎ,およそ17歩かけ,「第四次宣伝攻勢に向けて」を書き終えた。
まず,強制録落ちが数回発生した。用者からの報告はあったが,初めてのことことだった。やはり下見を開いていたので,このあたりに原因がありそうだ。現時点では,連続多量握接による接渉譜類の破損くらいしか心当たりがない。
書き終えそうになった時,内容が消えてしまう事故も起こった。これは新規描出フォームにおける抜控機能の問題で,原因は見当が付いた。内容は頭に入っていたのですぐ気を取り直し,結果的に文章が洗練されたので良かった。
下見機能によって執筆効率が上がったこともあり思ったより長文が書けてしまい,新規描出フォームの1万字制限に初めて引っかかった。もっと長い文章も書いてきたが,いったん描出することなく一気に書き上げたのが初めてだった。maxlength
属性を付けていただけなので開発者通類で外して対処。
相変わらず開発が快調で,大輪郭整備を思い付いてから輪郭整備にほとんど時間を割けていない。もっとも,そろそろ頭の整理をしないと開発に集中出来ない,というところで考えたのが大輪郭整備だったので,完了を急ぐ必要も無くなってしまった。
大輪郭整備の内容よりも,その構想によって脳爆発下での思考整理に希望が持てたこと,視野が広がり思考の全体最適化が進んだことが良かったのだろう。
大輪郭整備については,15日までの完了を目指すことにしていたが,時期にこだわらず,全体の釣り合いを見ながらじっくり進めていくことにした。
その代わり,新しい目標が出来た。黄金週間を睨んだ第四次宣伝攻勢だ。
昨年の第三次宣伝攻勢でも,年度末・年度始めのデライト宣伝を抑制し,黄金週間を中心に宣伝攻勢をかけた。途中で開発課題の方が大きくなり自然に終息したものの,手応えは非常に良かった。
今年も気付けばそんな時期だということに,3月に入ってから気付いた。2月28日の組計整理ではそんなことは考えず,6月まで様子を見ることにしていたが,計ったように都合が良い。
波状宣伝の必要性に疑問が生じたこともあり構想として宙ぶらりんになっていた第四次宣伝攻勢だったが,金風あたりから想定に反してデライト高速化が停滞したり,デラング整備に重心が移ったことで,日常的なデライト宣伝も自然と抑制的になっていた。少数の理解ある用者しかいないというのも,デラング整備にとっては非常に快適な環境だった。
色々な偶然が重なり,気付けば機が熟しつつある。やるならこの時期しかないだろう。思いついたのが夜だったので細かいことを考える時間が無かったが,黄金週間に向けて調整していくことは決めた。
`
}{解釈出来る}{完了させた}{中途半端な実装}{使用経験}{書き換えずに済む}{意図の明示}...```txt
これまでのデラング記法の例示
```
``dlng
これからのデラング記法の例示
``
交度部区記法の開始記号・終了記号については,これまで ```
固定だったため,交度部区記法内で交度部区記法について例示出来ないという問題があった。
行内交度記法で逆括点の数を調整出来るようにして(1月17日15歩)から,この方式で統一することを考えていた。
これを機に,逆括点の数は2個でも可とした。区切り線記法は最初から Markdown などで一般的な3個以上ではなく2個以上の -
で導入したが,交度部区記法では確信が持てなかった。
交度部区記法実装からちょうど一年経ち,3個以上でなければならない理由はない,と使用経験から判断した。なんなら1個でも解釈上の問題はないはずだが,目印としての機能を考えると2個が限度だろう。他の記法との統一感もある。
これまで外部ライブラリ(highlight.js)任せだった交度部区記法の言語名を自主的に管理する第一歩として,取り急ぎデラング,Cμ,νS に対応した。
デラング
,delang
,dlng
,dln
を txt
に,cμ
,cu
,u
を cpp
に,νs
,vs
を js
に,それぞれ Dex 側で変換する。とりあえず大文字小文字は区別しない。
これまではデラングを txt
などと書いていたが,意図の明示という観点から問題があった。これなら今後構文ハイライトに対応した時に書き換えずに済む。
言語名の対応関係については実装に委ねるべきかとも考えたが,将来的に混乱の元になりそうな部分なので,対応関係は言語仕様で規定し,構文ハイライトなどは任意実装とすることにした。
また,用者が未定義の言語名を使用出来るように,例えば ```newlang(oldlang)
のように代替言語名を指定出来る記法の検討も開始している。
1月17日15歩で,外側の逆括点の数を調整出来る仕様にしたが,`` `a` ``
のように外側より少ない個数でないと上手く解釈出来ないなど中途半端な実装だったことを思い出し,実装を完了させた。
これで ` ``a`` `
でも `` `a` ``
でも `` `a``
でも,対応する逆括点さえ判別出来れば問題なく解釈出来るようになった。
Cμ 文字列処理改良,rgx_T
の置換道手の引数順序変更,客体表現への書き換え。
箇条書き記法の客体表現化も完了した。あとはルビ記法の客体表現化と,細かい正規表現を点検・修正すれば客体表現への書き換えは完了する。
ここで,箇条書き記法では輩符と数字・ピリオドの後にスペースを必須とするように厳密化した。
負数や駒手応付,小数点などが行頭にあると箇条書き記法として認識されてしまうという初歩的な問題があったが,個人的には,数値も含めて大抵の語を輪符で書いていたため気付くのが遅れた。
用者の指摘で気付いてからも,やや正規表現が複雑化していた部分で,中黒対応も含めると更なる複雑化を招く恐れがあり後回しにしていた。ここで上手く整理出来た。