リレーション(relation)。
データベース用語。
デライトも公開から2年半ほど経ち,色々な人が興味を持ってくれたり,使ってみてくれたりした。遠くから眺めているだけの人,登録してみただけの人,たまに使う人,いつも使っている人……風変わりなデライトでも,出会った人の多様性は他のサービスとさして変わらない。
私は,そんな全ての“デライター”とデライターの卵達に深く感謝している。付き合いの長さも深さも関係ない。デライトに否定的な人ですら,知ってくれただけでありがたいと思う。
これがよくある社交辞令ではないということは,前回の一日一文,「デライトの歩み」を読めば分かるだろう。そもそも全く無謀な挑戦として始まったのがデライトだ。成功どころか,誰にも認められず終わるかもしれない。それならまだいい。弾圧や暗殺で命を失うかもしれない。10代の内にそこまで想像して葛藤を乗り越え,20年かけてここまで来た。
たとえるなら,デライトの歩みとは,真っ暗な巨大洞窟を一人で彷徨うようなものだった。どこかに新しい世界につながる出口がある。生きている内に辿り着けるかどうかは分からない。そんな洞窟を歩き続けていた時に見えた光,聞こえた人の声。それが私にとってのデライト利用者であり,デライトへの声だ。
そして今,デライトは「完全な成功」一歩手前と言えるところまで来ている。すでに夢のようなことだ。感謝せずにいられるだろうか。
.foc
}{共通化出来た}{ページ最上部}{当時の案}{ここまでの調整}...全知検索窓固定機能実装を一段落させた(10歩)。出振るい・手定め済み。
ここまでの調整で基本的な挙動は満足出来るものになっていたため,吊るし輪郭・新規描出フォームへの輪結を加えて仕上げとした。概ね1月15日18歩の検討通りだが,当時の案よりも小振りにすることで幅狭領当てかどうかや吊るし輪郭の有無によらず装体を共通化出来た。吊るし輪郭が無い場合は上矢印をグレーアウトさせつつ,ページ最上部への移動という機能は残すことで無駄な余白にしないようにした。結果として,当初想定よりも交度・用合いの両面で単純かつ安定感のあるものになった。
予定通り,幅狭領当てでは入力欄への捕活で追加輪結類は隠すようにした。#sch
に :focus-within
でも使えば楽かと思ったが,輪結への捕活も拾ってしまい上手く動かないためスクリプトで .foc
を付けるようにした。
固定機能実装当初,iOS Safari の固定時捕活で固定検索窓が一瞬隠れる問題に悩まされたが,このあたりの挙動は iOS Safari 特有の問題として有名らしく,固定検索窓のある他のサイトでも同じなので,こういう視覚効果なのだと思うことにした。他にも,ページ最上部で上スクロールすると全知検索窓の固定可能部分が浮き上がるなど妙な挙動があり,最初は捕活やスクロール関係の独自仕様に由来する不具合かと思った。
ほかダークテーマ装体調整(2歩),不具合修正(3歩)。
9時頃から15時近くまで希哲荘の給湯器交換と関連工事があった。
給湯器はノーリツ GTH-2427AWX3H から GT-C2462SAWX-2 への交換。隣家との関係で工事しにくくなっていた取り付け位置の移動,配管関連の工事,リモコン交換なども含む。
業者によれば,給湯器の改良でガスの利用効率は大きく向上しているとのこと。水漏れに関しても,水道代がかなり無駄になっていたはずと言っていたので,光熱費はそれなりに下がりそうだ。
利便性という点ではリモコンが新しくなったことが大きい。台所のリモコンは,画面は映らないもののボタンと音声でなんとか湯張り・温度調節くらいの最低限の操作が出来たが,風呂場のリモコンは画面も映らずボタンも反応せず完全に使えなくなっていた。
古い給湯器は結局,21日に半日動かなかっただけで,その後はよく持ってくれた。