最近,希哲荘の環境を整えるのが秘密基地作りのようで妙に楽しく,興奮でまた睡眠が不安定になってきている。
SLFS 初の無線 LAN 化で一応接続は出来るようになったが,無線 LAN 子機の動作が不安定だったため,調整を兼ねて主力機の USB 配線整理をした。基本的な配線も決めておいた。非常に見通しが良くなった。
もともと USB ポートの当たり外れが大きい上にいつも適当に抜き差ししていたので相性による不具合が起きがちで,清掃後の復元も面倒だった。そろそろ作業場清掃もしたい時期だったので丁度良かった。
体感的に十分な速度も出て,この USB 配線整理で子機の動作も安定したため,ここでネット環境整備は一段落とすることにした。あとは微調整程度でいいだろう。
やはり設置場所が正解だったらしく,家庭用路定機(Speed Wi-Fi HOME 5G L11)の管板で初めて100Mbps以上出ていることを観測した。速度が出やすい 4G+ を拾っていたようだが,同じ 4G+ でも以前の設置場所では最高で70Mbps程度だった。低い時でも30Mbps台で安定している。以前は数Mbpsあたりでうろうろしていることも多かった。
希哲荘では通常 4G(au),たまに 4G+ や 5G を拾うという状況だが,この感じだと,本格的な 5G を待たずとも 4G+ や NR 化あたりで通信品質が改善してくれれば十分だ。
安定性にはまだ課題があるものの,以前の光回線(SoftBank 光)と比べても体感速度は遜色ない,どころか,むしろ速い気がすることさえある。速度計測もほとんどしたことがなく,姉が契約していた回線なので詳細もよく知らないが,感覚的には100Mbpsも出ていたか怪しい。
光回線・有線 LAN から諸場通信・無線 LAN への移行でどの程度通信品質が維持出来るか半信半疑だったが,期待を大きく越えてくれた。作業場もすっきりし,清掃・手入れしやすくなった。
あと気になるのは無線 LAN 子機の寿命くらいだ。経験上,この手の機器は寿命が短い。今回の製品は特に小型だが,Linux では大小問わずよく壊した。Linux ドライバの問題や連日長時間使用のせいもあっただろうが,これと設定の面倒臭さが Linux で無線 LAN を敬遠するようになった二大要因だった。
ただ,ここまで費用対効果が高ければ,壊れたら壊れたで,買い替えもあまり惜しくない。安定性が改善しなければ,もう少し高いアンテナ付きのものか中継機を買ってもいいかもしれない。いずれにせよ,故障時のことを考えれば予備も欲しい。