おっしゃる通り,感覚的には0.1秒が最適と考えて試したのですが,サーバーからの応答速度の問題で0.5秒にしました。
これまで,「応答を待ってから開く」という挙動だったのをアニメーションで埋めただけなので実際の待ち時間は変わっていないのですが,確かにこれに読み込み中の意図を重ねてしまうと心理的にはちょっともたつきになりますね。
一応,「読み込み中」のプレースホルダーは入れてあるので開く場合は0.1秒に戻しました。
&!
}...越化参照の &^
が正規表現の特殊文字と衝突するという致命的な問題に気付き,急遽代替案を検討して終了。
結局,「疑似実体参照」で使っていた &_
に戻すことにした。
もともと &_
で問題があったわけではないが,越化参照という概念に発展させた時,&^
の方が越化の意図が直感的に分かりやすいと思った(希哲16年2月4日17歩)。強いて言えば,アンダースコアは換配系定義の特殊文字列であることは分かりやすいものの,汎用的過ぎて具体性に欠ける。
バックスラッシュも含めて正規表現の特殊文字を除き,直感性と視認性が良いとなると結局 &_
しか残らなかった。例えば &!
でも悪くないかと思ったが,&_
に比べて分かりやすいとも言えず,複雑な正規表現の中での視認性においては &_
に勝てない。
正規表現との相性まで考えていなかったのはうっかりだったが,これから使っていこうという所で,既存交度はごく僅かだったのが幸いした。全て修正済み。
Markdown の setext 式見出しをどうデラングの見出し記法に取り入れるかの検討で終了。
区切り線と混乱しないようにというのが課題だったが,現在のデラング実装では,段落直後に続く区切り線記法が機能していないことに気付いた。明確に意図していたわけではないはずだが,既存輪郭についての心配は要らなくなった。好都合な偶然だ。
とはいえ,省割として空行を挟まずに使える利便性も捨て難いので,5日3歩の方針は維持すべきか。
=
か -
を3つ以上というのは,2つは体裁を考えずに省力のために使うことが多いということと,3つ以上で区切り線を引こうとする人なら Markdown の setext 式見出しにも気を付けるだろうという狙いがある。
これと,最新の見出し装体,前歩の区切り線記法についての検討を総合すると,以下のように破線・点線を加えた拡張の可能性も見えてきた。
第1階層
=======
第2階層
-------
第3階層
- - - -
第4階層
. . . .
dg_nxt()
}{dg_prv()
}{デラング}{進捗記録}{廃止}{前次記法}{パンくず記法}{自動取得機能}{取得する}{早い段階}...ふと思い付いて時間的な前後関係を表現する「前後記法」についてまとめた。直感性と既存記法との整合性を考えると以下のような形になりそうだ。
前 <|> 後
前 <|
|> 後
デルンには早い段階で自動的にこのような輪郭を取得する機能があり,月庭では表示させていた時期もあった。前景輪と時印を組み合わせて絞り込む方法だったが,描き手の意図を反映しにくく実行コストは高かったので開発中に無効化し,以来その時期の名残りの交度だけが残っている状態だった(DG_T::prv()
, DG_T::nxt()
,dg_prv()
,dg_nxt()
など)。
パンくず記法同様,これもデラングで解決すべき問題なのだろう。この方向で問題なければ自動取得機能は完全に廃止・削除してもよさそうだ。また思わぬ収穫だった。