{希哲館事業}{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{ツイスト}(4)

{あれ K#F85E/5B28-99CA}

こういう感覚に頭が慣れてしまうと,それはそれで怖いものがある。麻薬みたいなもので,希哲館事業が刺激を生み出さなくなったらどうなるんだ,という恐怖が。

{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{カイジ}{ツイスト}(4)
{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{海賊王}{ツイスト}(4)
{希哲館事業}{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{ツイスト}(4)

{あれ K#F85E/5B28-ABA9}

希哲館事業を始めてから,映画小説があまり楽しめなくなった。どんなに壮大な冒険譚よりも希哲館事業の方が壮大な物語になってしまったからだ。遊画(ビデオゲーム)もあまり楽しめなくなった。希哲館事業ほど面白い冒険もレベル上げもクラフトも無かったからだ。

{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{ツイスト}(3)

{あれ K#F85E/5B28-3629}

こんなこと言うと不謹慎なようだが,不可能への挑戦を最高の娯楽として楽しめる私の性格のおかげで希哲館事業はここまで推進出来たし,それは「単なる仕事だ」と割り切るよりも仕事に貢献した。希哲館事業が不可能ではなくなり,楽しさが義務感を下回るようになった今がちょうど気持ちの切り替え時なのだろう。

{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{ツイスト}(3)
{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{ツイスト}(3)

{あれ K#F85E/5B28-977B}

そうか,今まで私にとって希哲館事業は仕事である以上に最高の娯楽だった。だから完成に近付いて面白くなくなってくると急激に持ち辺(モチベーション)が下がる。この問題を解決するには,単純に「これは仕事だ」と認識を改めるしかないのか。

{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{ツイスト}(3)

{あれ K#F85E/5B28-CD22}

ただ,楽しいだけが仕事ではないし,使命感だけでも仕事は続けられる。それだけが救いだな。

{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{希哲館事業乗軌化}{ツイスト}(4)

{あれ K#F85E/5B28-29FE}

希哲館事業乗軌化」というのがそもそも良くなかったかもしれない。軌道に乗りようがないものを軌道に乗せる,という挑戦なら私は楽しめるが,軌道に乗り続けることを楽しめる性格ではない。

{希哲13年4月22日}{希哲13年4月22日のツイスト}{ツイスト}(3)

{あれ K#F85E/5B28-6721}

「出来ると思うとやらない性格」は,私の性格の中で最も厄介な部分であって,これまでの希哲館事業の推進力でもあった。というのも,希哲館事業は私が人生で初めて直面した「不可能」だったからだ。この不可能に私は熱中した。だから,いずれこの事業が完成したら私は恐らく嫌になってしまうだろう,と予測していた。こんなに早くその兆候が表れるとは……気のせいだと思いたい。