スチュアート・ラッカムが希哲前4年(2002年)に開発。原実装は Python 製。
{AsciiDoc K#F85E/A-5B28-B38E}

`.adoc`
}{あれ}{あれ}{希哲16年1月23日4歩}{あれ}{主述記法}{希哲16年1月15日6歩}...`.adoc`
}{あれ}{あれ}{希哲16年1月23日4歩}{あれ}{主述記法}{希哲16年1月15日6歩}...キーボード記法に関しては,改めて [_X_]
記法を中心にしていく方針で再確定した。また,[_X_] + [_Y_]
を一つの記法として扱うことも明確化した。
[_X_]
記法を導入して一件落着かと思ったキーボード記法だが,その後,少し迷いが生じていた。
この記法がボタンらしく見え過ぎるせいで,ウィジェットのボタンにも応用出来る「ボタン記法」のようなものも可能なのではないかという欲が出てしまっていた(AsciiDoc にはボタンやメニューを表現出来るマクロがある)。それが可能なら,[_X_]
をキーボード記法とすべきではないかもしれない,という気がした。
ただ,[_X_]
をキーボード記法を一般化した「ボタン記法」にしようかと考えてみたところで,そもそも千差万別の外観を持つウィジェットボタンを抽象的に表現出来る装体が存在しないことに気付いて廃案となった。確かに記号としてみるとボタンらしいのだが,ボタンらしい装体を付けようとすると全くイメージと違うものになってしまう。これではあまり意味が無い。あくまでも言語的に扱うか,視覚的に扱いたければ画像素材を行内埋め込み記法で挿入するのが適切だろう。
そう考えると,キーボードのキーに使う装体がキーの記号としてちゃんと機能するのは特殊な例だ。
`<dl>`
}{主述}{記法}{語釈}...特定の語句に対応する定義・説明・解釈などを,注目させやすく読みやすい形で記述するためのデラング記法。この対応関係が,「〜(主語)は〜(述語)である」という論理学の主述関係におおむね相当することから「主述記法」と呼ぶ。HTML の <dl>
要素に対応する。
希哲16年(2022年)1月16日実装。AsciiDoc の複数行ラベル記法を叩き台に。
語句1::
語句1についての記述
語句2::
語句2についての記述1
語句2についての記述2
語句3::
語句4::
語句3・4についての記述
<dl>
に対応する「語釈記法」(仮称)についての検討で終了。
まずは,AsciiDoc の複数行ラベル記法を取り入れることにした。
以前から B̅ 氏が使っていたことで AsciiDoc 風記法の導入を考えるようになったが,末尾の
::
は名称空間の知符として多用していたため,語句:: 定義
の単一行ラベル記法を導入するとおかしくなる輪郭がいくらかあるという問題があった。
ただ,最近この手の文字列は交度記法の利用で統一すべきという考えでまとまっているため,移行作業の問題はあるものの仕様として導入することに問題はなくなった。そこで,すぐに取り入れても問題なさそうな複数行ラベル記法から取り入れ,どう拡張するかは追い追い考えていくことにした。
記法名は仮に「語釈記法」とした。HTML5 で <dl>
は〈definition list〉から〈description list〉に意味合いが変わっているが,語句に対する説明という大まかな意味には適っている。
AsciiDoc のラベル記法はもっと汎用的に使えるものらしいが,デライトが重視すべき HTML では意味付けも重要なので,とりあえず <dl>
の用途に寄せておく。
他に,Markdown Extra などで採用されている行頭 :
の記法も検討した。記法として悪くはないが,普及状況もいまいちで,優先的に採用するには決め手に欠ける。