Evernote にせよ Slack にせよ,ことメモ用途でフリーミアムに依存するのは危険。だからデライトでは「無料哲学」(フリーソフィー,freesophy)を提唱している。価格設定ではなく設計哲学としての無料。
{無料哲学}{フリーミアム}{フリーソフィー}{デライト}{希哲16年7月19日}{設計哲学}{提唱している}{メモ用途}{希哲16年7月19日のツイスト}{〈freesophy〉}(17)
{あれ K#F85E/E74C-5648}
宇田川浩行{無料哲学}{道}{十分}{フリーミアム}{フリーソフィー}{一日一文}{サービス}{デライト}{用者}{デライト開発}(91)
{フリーミアムからフリーソフィーへ K#F85E/E74C-E366}
宇田川浩行デライトでは,「フリーソフィー」(freesophy)を提唱している。無料(フリー)哲学(フィロソフィー)の意だ。
いわゆるフリーミアムよりも無料であることに重きを置く考え方だが,「哲学」と言うだけあって,ビジネス模体に留まらず,経営思想でもあり設計思想でもある。
フリーソフィーの考え方を端的に表すため,「無料は品質」という言葉を私はよく使う。つまり,無料であるかどうかは,単に価格設定の問題ではなく,サービスの品質に直結する問題でもあるということだ。
当然ながら,デライトにもサービスとしてどのように収益を上げていくかという課題があり,フリーミアムも含めて様々な選択肢があった。検討を重ねた結果として,全ての主要機能を無料で提供し続ける道を選ぶことにした。
大体無料にした方が,サービスの設計は単純化出来,可接性・可使性も向上するからだ。
まず,フリーミアムを採用している多くのサービスにあるような「料金表」をデライトには掲げたくなかった。これは美的でもないし,こんなものと用者を睨めっこさせたくない。支払い手続きで煩わせるのも嫌だ……等々と,サービスをいかに握接しやすく,使いやすいものにするかということを追求していくと,結局無料にせざるを得ない。
無料が理想なら,課金は必要悪だ。用者から直接金を取らずに問題なく経営していけるなら,課金サービスに意味は無い。
課金しないとなると頼りは広告くらいだが,デライトでは広告もかなり抑制している。少なくとも,用者体験を損うような広告は付けないようにしている。
読み込み中...