昨晩はしっかり眠れたものの,今日は珍しく寝起きから夕方頃まで気怠さが抜けなかった。
季節の変わり目だからかと思うくらい心当たりがなかったが,強いて言えば,運動不足が続いていることと,考え事が募っていることが原因かもしれない。良い予感についての考え事ではあるが,確信の一歩手前という感じで,少し感情の揺らぎがある。下手すると油断になりかねないので,適度に引き締めたい。
第二次知番改良,第零番節の削除,dg_kno_vac()
修正。
dg_kno_vac()
や周辺交度の整理,出場の整理は劇的に進んでいるが,あれこれ考え事も多くなり,明日の早朝出振るいは断念した。
作業中に輪数取得改良の方針が固まり,関連する新着確認機能などの実装イメージも急速に固まってきた。出場周りの見通しの悪さは輪郭削除や暗証語再設定など危険な機能実装の障害になっていたが,それも払拭出来た。
何より,「新括体採番法の完成」という意義があることに気付いた。実装こそ中途半端に放置されていて最初は頭を抱えたが,しっかり整理してみると,やはりこれ以上見通しが良く効率的な採番法は無いことが分かる。新括体採番法もデライト開発における大きな発明だったことを再確認した。
最近,休むに休めず脳疲労感が募るが,もしかしたらパンくず記法と前次記法のせいかもしれない,という気がした。
前次記法が出来た2月24日からまたまとめ作業が追い付かなくなっている。考え事が四方八方に飛び火し脳爆発を誘発していて,収穫も多いが,そこまで手が動かない。
振り返れば,パンくず記法が出来た1月14日以後もしばらく同じような状態だった。
両記法とも,長年のデルンの課題を解決したもので,実際,かなり多用するようになっている。ただでさえ常軌を逸した知能増幅技術であるデライトが,いよいよヒトの物理的限界に迫ってきたか。
面白いことに,パンくず記法の実装あたりから目に見えて検索演心による評価も上がっている。
何気なくマイクロブログサービスの用者を示せる記法が欲しいという考え事をしていたら「外部サービス利用者記法」に発展したので,軽くまとめて終了。
とりあえず,分散型 SNS で使われている記法を拡張し,@[用者名]@[ドメイン名]
の汎用記法を整備する方向で進めることにした。
要は,@user
と書いたら Twitter に輪結したり,@user@example.com
と書いたら分散型マイクロブログの捌き手に輪結してもいいのではないか,と考えたことがきっかけだった。
ここで一つ,@user@example.com
は https://example.com/@user
に必ず対応するのだろうかという疑問が湧いた。以前にもなんとなく考えたことはあったが,ActivityPub というか Webfinger で URL を引き出したり,面倒臭そうな気がして進展しなかった。このあたりの仕様がどうなっているのか,いまだによく分からない。
もっとも,ざっと見渡す限り分散型マイクロブログの捌き手は大体 https://example.com/@user
になっているし,自分で Mastodon 捌きを運営していた時も出放りはこれだったので,事実上の標準とみなしていいのかもしれない。
Twitter は @user
でいいかと思っていたが,いくら普及しているとはいえ,これは特定サービスに寄り過ぎだろうということで,@user@twitter.com
で統一することを考えた。ただ,Twitter のプロフィールページの正規 URL は https://twitter.com/user
だ。https://twitter.com/@user
でも転送されるとはいえ,若干気持ち悪い。
さらに,この時点では @user@twitter.com
と書けば @user
と表示されるという仕様を考えていたため,いずれにせよ特定サービス向けの処理を追加出来るようにする必要があった。
ここまで考えたところで,いっそのこと @[用者名]@[ドメイン名]
として,外部サービスの用者を指すための汎用的な記法にしてしまえばいいのではないか,と思えてきた。これは,B̅ 氏が独自に同様の記法を使っているのを見ていたことが大きかった。
[ドメイン名]
は,@[用者名]@twitter
のように自明なら短縮出来るようにしてもいいかもしれない。対応サービス毎に用者名を解釈,輪結先を調整し,それ以外は https://[ドメイン名]/@[用者名]
に輪結する。
少し困ったのは,簡潔で分かりやすい名前が見つからないことだ。一応平たく「外部サービス利用者記法」を仮称としておく。
「異邦人記法」というのも面白いかもしれないと思ったが,一見して意味が分かりにくいので別名としてしか使えないだろう。「宛名記法」はどちらかというとメールアドレス向きか。
デライトで使う予定が全くなかったため,@[用者名]
という表示は Twitter のために使うつもりだったが,これは止めておく。
そもそも SNS などでは自サービス上の用者に対する言及という意味を持つ記法から来ている。デライトで使わなかったとしても,この種の記法を必要とするサービスにはデラングが応用出来ないことになってしまう。
ここから @[用者名]
の本来の意味を考え始め,知番・輪符などと組み合わせる可能性に気付いた。これは「言及記法」として別途検討することにした。