{一日一文}{意味符号化技術}{意味符号化}{知能増幅}{技術}{公開}{デルン}{輪郭法}=}(8)

{意味符号化とは何か K#F85E/A-5B28-0BB2}

久しぶりに一日一文を再開するので,だらだら想い出話でも書いてみようと思う。

先日書いた文章の中でも簡単に触れたが,私が開発してきたデルン(deln)という司組システム)は,学術的には「知能増幅」(IA: intelligence amplification)と呼ばれる分野に属する技術だ。

知能増幅の焦点は人工知能とは異なり,人間の知的能力を技術によって高めることを目的としている。人工知能が機械を主,人間を従とした考え方だとすると,知能増幅は人間を主,機械を従にした考え方だ。知能増幅という分野は人工知能に比べるとまだ未開発で,世間の注目度もずっと低い。デルンが「世界初の実用的な知能増幅技術」を謳えるのも,この隙をついたからだ。

このデルンには,「意味符号化技術」という側面もある。つまり,デルンは,我々の心の中にある「意味」に符号を与え,それを保存したり交換出来るようにする技術でもある。

我々は,無意識の内にも日常的に「文字符号」(文字コード)というものを扱っている。これは,個々の文字に与えられた符号だ。扱う文字の総体を「文字集合」として規定し,それをどのように符号化して扱うか,という方式が色々ある。この出与えデータ)はこの文字符号で扱う,と決めておけば,文字列を交換出来るわけだ。この文章も,実体は,文字符号に基き文字の並びとして解釈された数値の羅列に過ぎない。

意味符号」も,大体の考え方は同じだ。意味の総体である「意味集合」に属する個々の意味に対して符号を与えることが出来れば,情報処理の可能性が大きく広がる。実はこのアイデアは,私が子供の頃から持っていたものだ。

ただ,意味を符号化する,というのは雲を掴むような話だった。文字符号化に比べて,意味符号化の難しさは,意味主観性不確定性にある。誰がどうやって意味に対する符号を定めるのか。これは単純な話,各人がやるしかない。

こんなことを考えているうちに,意味符号化には「個人の認識可視化出来る司組(システム)」が必要であることに気付いた。このために,人間の記憶能力を抽象化した輪郭法(delinography)という理論の原型を閃いたのが17歳の頃だった。これを応用し,勘報機コンピューター)で自分の認識・知識を可視化・管理出来るようにした司組がデルンだ。

気付けば,子供の頃に夢見た意味符号化が実現しているのは不思議な気分だ。

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{デルン K#F85E/A-859E}

デルン(英語:deln)とは,ブログ(blog)やウィキ(wiki)などに替わるものとして宇田川が提唱する新しい情報形式である。輪郭法の応用であり,「デライニエーション(英語:delineation,輪郭描出)からの造語。

KTK における主力サービスでもある。

デルン上に投稿する事を「描出する」(英語:delnate),描出したものを「描出」(delnation),描出する者を「描出者」(delnator)と呼ぶ。軽い用法としては、「デルン更新する/した」の意で「デルる/デルた」も想定している。

*語誌

「デルン」を採用した理由の一つに,「耳に残る語感」ということがある。これは,流行した「ブログ」や「ウィキ」等が簡潔でありながら日常会話の中で浮くような(不思議な)語感を持っていることに着目したものである。文字数もカタカナ3文字,英字4文字に収めることを意識した。

洗練されて耳にすっと入るがすっと出ていくような名称ではなく,あえて奇妙な語感をもって耳に残る名称を採用したために,宇田川自身も違和感を克服するのに時間がかかった。

{意味符号化技術}
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