{開発}{デラング}{『希哲日記』}{dlt.kitetu.com}{デルン10周年}{デライト2周年}{}{一要素}{日記}{意味符号化}(147)

{希哲16年2月10日の日記 K#F85E/E74C-FE31}

10年前のこの日デルン最初の描出をした。それがデルン始まりとするなら,今日デルン10周年だ。

大小様々な追い風を受け絶好調な今のデライトも,この第一歩が無ければ存在しなかった。そう思うと,色々な感情溢れてくる


最近あらゆる面デラングデライト開発主役になっていると感じていたが,それが何故なのか,実は理解が追いついていなかった直感に導かれるままここまで来た。この節目デルンの歴史輪郭法の歴史振り返ったことで,ようやくはっきり理解出来た

輪郭法原点は,「意味を書きたい」という欲求だった。“意味記述のための意味管理”を可能にするために輪郭法生まれた。その閃きが,希哲館事業ビッグバンだった。

だから,意味記述技術であるデラング重要なのは当然だ。それを忘れていたわけではないが,どこかでデラングの重要性過小評価していた。輪符による意味符号化が出来た時点で,あとは「おまけ」という感覚があった。気付いてみれば,これがとんでもない誤解だった。

輪符による意味符号化が出来たところで,それだけでは活用範囲広がらないデラング表現力を高めるということは,意味を書ける領域広げるということに他ならない。私にとって,何より本質的な仕事だ。今の今まで,これが理解出来ていなかった

デラングによる対 Markdown 戦略デライト市場戦略組み込みながらも「第四次デライト市場戦略」にしなかったのも,明らかに全知検索代わって黄金循環中心になっていることを感じながら第二次黄金循環」とすべきか迷ったのも,この無理解のせいだった。

理解出来てしまえば迷うことは何も無い今日から希哲館事業中心デラングであり,第四次デライト市場戦略始まりであり,今は第二次黄金循環真っ只中なのだ。

今日考える余力が無いが,これまでの,新生デライト一要素というデラング位置付け見直す必要ありそうだ。いずれにせよ,“デライトのためのデラング”ではなく,“デラングのためのデライト”になることは間違いないデライト開発における言語論的転回,「デラング的転回」とでもいうべきか。

既にデラング独立した言語という位置付けを持っているため時間の問題ではあっただろうが,デラング文書ドメインdlt.kitetu.com から切り離し,dlng.kitetu.com などとして公開することも決めた

デラング開発には,CnD 開発Synx 駒手知機駒手開発希哲館訳語交度英語整備などで培った経験技術幅広く活かせること,高度非言語思考支援するデルン欠かせないことも感じていた。しかも,なかなか世に出せなかったこれらの技術献典よりずっと世に出しやすい性質持っている希哲館事業における言語開発集大成とするに不足はない

デライト収益乗軌化目前デルン10周年3日後にはデライト2周年という節目にこの気付き得たことに大きな意味感じる脳爆発噴煙悪くなっていた視界がまた一気に開けたようだ。


生活律動矯正中ではあるが,この日記だけは冷めない内に書いておきたかったので夜更かしした。

{sudo}{sure}{駒手}{foot}{希哲13年2月16日の開発}{希哲12年12月11日}{Synx 駒手}{SLFS 0.002}{kn sure}{希哲11年7月3日}(15)

{sure K#F85E/4686-54F1}

superuser request

su -c ... と sudo で入力形式を統一するための駒手。一旦駒手を受け取り,sudo があれば sudo で,sudo が無ければ su -c ... で実行する。BLFS の一部で使われている as_root() を参考にしたが,root 作業を非推奨とするため $EUID が 0 の場合に失敗する点が異なる(これにより,root では実行出来ないスクリプトを簡単に作ることが出来る)

希哲11年7月3日SLFS 試作版2号 の開発中に su -c ... の欠点を補う手段として考案,kn plz の実装でも使える Synx 標準として採用を決定。

この駒手名は kn plz の予備案 kn sure として考案していたもの。当初は適当に superuser redo の略としていた。

希哲12年5月15日,あまり意味が通っていない superuser redo より自然な表現として superuser request の略とすることを検討開始。do よりも間接的な表現になっているのが役割に合っていると感じたこともあり,同日中に正式採用を決定。

希哲12年5月15日現在,開発中の SLFS の一部として /_kit/run/sure に直接置いている。Synx に採用していることもあり,場所を再検討する必要がある。

希哲12年12月11日,リモートで利用する必要に迫られ,コマに収録,/_kn/run/sure に引装するようにした。

希哲13年2月16日root での日常作業を原則禁止とし,sure を全面的に頼ることにした。

同日,無引数で起動した際,sudo の有効期限を延長出来る仕様を考案。sudo -s : を使う。事前に無引数の挙動を確認したところ,su のように用者を切り替えてしまう問題に気付いた。これは sudo -s のせいだった。その後,同様の機能を持つ sudo -v の存在に気付き書き換え。

同日,shrc に簡易的な補完機能を追加。sure の権限で譜類の補完が効くようになった。sudo -n -v を使って非対話的に権限の有無を確認し,権限がある場合に sure を通して compgen を使う。これなら sudo が入っていなくても問題ない。

{進捗記録}{0}{進捗}{希哲15年12月30日の開発}{座標選択}{親シェル}{利用する}{状態の保存}{rect.w}{rect}(53)

{希哲15年12月30日6歩 K#F85E/E74C-9A97}

kn shotkn capt矩形選択改良するため,Synx 駒手として rect追加することにした。kn shotkn capt には –fxd追加し,前回選択範囲再利用出来るようにする。

rect はまず xrectsel絡包として実装し,同じ大きさ座標のみ変更する機能などを加える状態の保存には環境変数利用する親シェルでは sourcealias利用xrectselドラッグせずにクリックすると高さ0設定するため座標選択にも一応使えるが,選択範囲表示などのためにもそのうちバイナリ実装rect.wにする必要がありそうだ。

Xlib直接いてもそれほど複雑にはならないだろう。ntf.w流用出来るか。

{省割}{cd ..}{無引数}{譜台一覧}{希哲15年12月29日の画面記録}{..}{空駒手}{=}{Synx 駒手}{popd}(14)
{Synx 駒手}

{}