{希哲17年7月6日の日記 K#F85E/0758-9ED5}
宇田川浩行Meta の Threads が公開され,驚異的なペースで用者数を伸ばしている。Twitter にとっては近年最大の類張りだろう。「Twitter のようなもの」の域は出ず,やはり革新性には欠けるが,Twitter のネットワーク効果を削いでくれるのは間違いない。デライトにとってはますます漁夫の利を狙いやすい状況になっている。
Twitter 危機は続くが,長期安定体制下でデライトは持続的に改良・献典整備・宣伝を続けることが出来る。第五次生活習慣改善で私自身の生活と健康も急速に整っていく。完璧な布陣で兵糧攻めのような「鳥かご落とし」だ。
Twitter の寿命よりは私の寿命の方が長い可能性が高いので時間の問題であることには変わりない。早さも問題とはいえ,出来る限りのことはやっているので,あとはその時を待つだけだ。
{全てのデライターへ K#F85E/E74C-CA32}
宇田川浩行デライトも公開から2年半ほど経ち,色々な人が興味を持ってくれたり,使ってみてくれたりした。遠くから眺めているだけの人,登録してみただけの人,たまに使う人,いつも使っている人……風変わりなデライトでも,出会った人の多様性は他のサービスとさして変わらない。
感謝
私は,そんな全ての“デライター”とデライターの卵達に深く感謝している。付き合いの長さも深さも関係ない。デライトに否定的な人ですら,知ってくれただけでありがたいと思う。
これがよくある社交辞令ではないということは,前回の一日一文,「デライトの歩み」を読めば分かるだろう。そもそも全く無謀な挑戦として始まったのがデライトだ。成功どころか,誰にも認められず終わるかもしれない。それならまだいい。弾圧や暗殺で命を失うかもしれない。10代の内にそこまで想像して葛藤を乗り越え,20年かけてここまで来た。
たとえるなら,デライトの歩みとは,真っ暗な巨大洞窟を一人で彷徨うようなものだった。どこかに新しい世界につながる出口がある。生きている内に辿り着けるかどうかは分からない。そんな洞窟を歩き続けていた時に見えた光,聞こえた人の声。それが私にとってのデライト利用者であり,デライトへの声だ。
そして今,デライトは「完全な成功」一歩手前と言えるところまで来ている。すでに夢のようなことだ。感謝せずにいられるだろうか。