戦争というのは,必ず総力戦になるわけでもなければ敵国を占領すれば勝ちというものでもないので,日清戦争・日露戦争の成功体験もある当時の日本が「国力で圧倒的に勝る米国に狂った戦争をしかけた」というのは,戦争を単純化しすぎた結果論でしかない。
{希哲16年1月17日17歩 K#F85E/E74C-835A}
宇田川浩行従来の二重角括弧を使った [[X]]
記法に加え,アンダースコアを組み合わせた [_X_]
記法を使えるようにした。
旧記法は近いうちに廃止し,ウィキ互換の輪結記法に転用する。ハッシュタグ同様,単純に全知検索に飛ばすだけだが,他サービスからの移行者がデライトに触りやすくなったり,デライト向けに文書を書き直しやすくする効果が見込める。
大きな用途の変更であるため,時印によって適用版存を切り替えることになりそうだ。
11日14歩の検討で方向性は定まっていた。旧記法を導入した昨年3月11日はまだデラング整備の最初期で,あまり他サービス・他言語との互換性は重視しておらず,他サービスで採用例の多かった二重角括弧による輪結をキーボード記法に使うことも,独自性を出すのに良いだろうという程度にしか考えていなかった。
最近のデラングが,デライトにとっての利益を損なわない限り他サービス・他言語との互換性を最大化するという方針になっていることに加え,単純に旧記法の視認性の悪さが気になっていたこともあった。最近ではほとんど自分で使っていなかった。
[[Ctrl]]
のようにキー名に長さがあればまだいいが,[[X]]
では流石に記号が邪魔臭い。[_X_]
という記法は当時検討した記憶があるが,[X]
に対して物足りず決め手に欠けると感じたか,なんとなく見送っていた。[[X]]
は「キーの立体感を表現しているように見えなくもない」(希哲15年3月11日2歩)と思っていたが,<kbd>
の装体はデライトも含めて,四方を線で囲み,立体感を出すため上境界線よりも下境界線を目立たせるという形になることが多いため [_X_]
の方がむしろ装体に近い。
逆括点を使った [`X`]
という記法の採用例を見かけて悪くないと思ったが,まだ普及度も低い上,これは `[X]`
との書き間違いが続出しそうだと感じたたため見送った。[_X_]
ならその問題もなく,直感性でこれに勝るものはなさそうだ。
<kbd>
は入れ子にすることも出来るので,[_Ctrl_] + [_X_]
のような組み合わせも記法として扱うことを考えたが,実用上大きな変化はないはずなので後回し。
{希哲15年2月26日5歩 K#F85E/E74C-FC19}
宇田川浩行全ての輪郭一覧で RSS を取得出来るようにする方針をまとめいったん終了。
PWA の通知機能は日本で普及率の高い iOS が対応していないという日本を足掛かりにしたいデライトにとっては無視出来ない問題があった。
それを抜きにしても,相振り側で通知に関する登録情報や状態を管理することは現時点で避けたい。
実装・運用の容易さ,枯れた技術であり応用範囲が広く応用技術も多いことなど,かつて月庭で機能していた RSS が意外に合理的だったことに気付いた。独自の通知機能を実装するよりも総合的に勝る。
上部ページャーの右端にでもフィードボタンを追加する。RSS 非対応ブラウザが増えているため,先日考案した共有ボタンと同じ方式で,独自のメニューを挟む。このメニュー上なら Feedly 等のボタンを置いてもいいだろう。
KNEST の仕様として求頼文字列で除外する自我知番などを指定出来るようにし,録入り中の自我を反映させる。その他,自由に除外したい知番を指定出来るような用合いも検討しておく。
特定の用者の待欄を登録しておけば SNS のフォローに近いことが出来る。デライト公式で不具合報告や要望用の輪郭などを登録しておけば運営の効率化にもつながるだろう。
この検討を通して久しぶりに「待っ読」という翻訳語を思い出した。