{希哲館事業}{『希哲日記』}{分かる}{平和過ぎる}{始めた時}{数年後}{平穏な日々}{手に入れ過ぎている}{可愛い盛り}{喋っている}...=}(50)

{希哲15年10月16日の日記 K#F85E/E74C-9EB6}

達が来て,食事をしたり遊ばせたりして帰った

上の姪よく喋るようになっていて驚いた初めてママパパにいにばあばはっきり呼ぶのを聞いた。つい2週間ほど前に会った時には微かに何かを喋っているのが分かる程度だった。

描くところを見せてきたり,自分で色々なことが出来るようになって可愛い盛りだ。


幸せ光景ではあったが,最近,大した代償もなく色々なものを手に入れ過ぎているので,こんなに平穏な日々が続いていて良いのだろうかと考えてしまう

希哲館事業始めた時数年後には燃え尽きるように死んでいるだろうと思っていた。これから知識産業革命を起こして新近代の創造だなどと言っている人間人生にしては平和過ぎる

天恵か,嵐の前の静けさか。

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{デライト}{希哲館事業}{『希哲日記』}{続ける}{希哲15年9月の月記}{KNEST 隠し実装}{老い先短い}{寂しさ}{冒険の終わり}{破滅前提}...=}(114)

{希哲15年9月19日の日記 K#F85E/E74C-8EF8}

一昨日は一昨日で,久しぶりによく身体を動かして気持ち良かったもののまだ筋肉痛残り昨日は昨日でくらくらするような環境激変があり,肉体的にも精神的にもかなりの消耗感じた。今日も定休通りに休んだが,まだ回復した気がしない。

この変化デライト希哲館事業盤石安泰かという心境になりかけ,律動的集中生活を終えることも考えた。しかし,それもこれまでの適度な緊張感があってのことなので,収益目標達成までは引き続き新生デライト開発極力集中する生活続けることにした。もう油断さえしなければいくらでも粘れる

つい一週間前の日記には,否が応でも気分重苦しくなる状況だから意識的利楽しようと書いていたわずか一週間後には否が応でも気が緩む状況になっているのだから,まだ頭が混乱している。

本来なら喜ぶべきことのはずが,なぜか明るい気分というわけでもない。半分くらいは疲れのせいかもしれないが,希哲館事業安定してしまうことに対する複雑な心境もある。

そもそも,希哲館事業は,「どう頑張っても万に一つも成功しない仕事」として始めたものだ。楽しかった破滅前提大冒険が,千に一つ百に一つ十に一つ成功近付くにつれ,つまらない事務処理になっていくような気が薄々していた。いまやデライト希哲館事業も,手堅くやってさえいれば成功約束されたも同然だ。

もっと若い頃の自分なら,あえて踏み外すようなことをしたかもしれないが,もうそれが許される年齢でもない。失敗して自滅するだけなら何のことはない。周囲に対する責任重過ぎる老い先短い両親家庭を持った達,散々世話をかけたり世話してやれなかったりした親戚達のがいちいち浮かんでしまうことなんては無かった。友人にもデライト用者にも社会にもがある。何より,希哲館事業がそこまでの冒険必要としていない以上,もはや冒険に“物語”が無い。

この冒険の終わり寂しさ乗り越えつまらなさ背負っていくことが大人になるということなのか,などとぼんやり考えたり,KNEST 隠し実装小手調べをしたりして過ごした一日だった。

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