MDN Web Docs の新しいデザイン,すっきりしたけど全体的にメリハリがなく読みやすいかというと微妙なところだな……。

{あれK#F85E/E74C-BADB}

{希哲16年2月9日15歩 K#F85E/E74C-ABAC}
見出しは段落よりも横幅を両端0.5remずつ広げ,区切り線(<hr>
)は段落よりも0.5remずつ狭めることにした(見出しと区切り線装体・幅調整後)。
当初,見出しの下線と区切り線を見分けやすくするために,区切り線の両端を1emずつ狭める形にしかけたが,試しに出振るいしてみたこの形が想像以上にしっくり来たので,基本方針として採用してしまうことにした。
段落に対して僅かに字上げするような見出し装体は昔から気に入っていて,現状でも「はじめに」などのデライト文書の <h2>
は1em,<h3>
は0.5em字上げされている(長らく更新していないため描写内見出しとは全体的に乖離している)。月庭でどうしていたか忘れたが,特に理由がなければ似たような装体を採用していたはずだ。
やはり,見出しが直感的に把握しやすいのが大きな利点だが,描写内見出しに採用出来なかった理由として,無駄な余白が生じやすいという領当て上の問題が大きかった。特に,諸場対応から強く意識するようになった幅狭領当てでは小さくない問題だった。
今回の実験で意外だったのは,全ての描写内見出しを0.5remずらすだけでも十分な視覚効果が得られたことだった。これなら,他の装体はそのままに,見出し装体のマージンを削るだけで一応実現出来る。
そのうち領当て上の問題が起きたとしても,幅狭領当てでは0.25emにするとか区切り線だけ調整するとか,調整のやりようはいくらでもあるので,基本方針としては問題ないだろう。
これだけ見出しが分かりやすくなれば,区切り線を短くする必要はないかとも考えたが,これはこれであった方がメリハリが付いて良い。従来の(他要素と同じ)長さだと,やはり直感的に区切りの大きさが把握しにくい。
新装体なら,見出しと見比べるまでもなく,見出し未満の小さな区切りであることが分かる。
昨日は眠気が強い時間帯に思い付いたのでこの新装体の良さに確信が持てなかったが,認知機能が低下している時に分かりやすいと思ったのだから,分かりやすさに関しても間違いないだろう。

{希哲16年2月7日16歩 K#F85E/E74C-5EF4}
昨日の調整後,描写内見出しで5階層分の装体を用意すると中景輪符が <h2>
から始まる場合に第5階層以下の見出し装体が変わってしまうことに気付き再調整(再修正後の画面撮り)。
最終的に,見出し装体は4階層分あれば十分かつ最適と結論付けた。実際には第3階層を使うことも稀だ。
見出し記法の階層の深さに制限は無いが,装体の表現の幅は有限なので,滅多に使わない下位見出しまで考慮すると使用頻度の高い上位見出しの表現の幅が狭まってしまう。
4階層なら丁度4種類の下線でまとまる。第5階層がほとんど単なる太字になっていたので中途半端だった。文字サイズも,分かりやすく 1.3em
,1.2em
,1.1em
,1em
と0.1em刻みに出来,しっかりメリハリがついた。
0.05em刻みは Chrome では意図通りに表示されたが,何故か Firefox と Safari の通常倍率表示では 1.1em
と 1.15em
の違いだけが全く分からないという問題もあった。
<h6>
相当以下の見出し記法は全て <h6>
になる仕様は据え置くつもりだったが,これは階層関係の観点から再考する必要があるかもしれない。<p.heading>
にしている pandoc のようにすべきか。結局横並びになるなら同じな気もする。
margin: 0.5em
}{margin: 0.9em 0.5em
}{font-size: 1em
}{読みにくかった}{引用部区}{希哲16年2月5日の進捗時限}{希哲16年2月5日の進捗}...
{希哲16年2月5日12歩 K#F85E/E74C-C1BD}

{希哲16年1月19日1歩 K#F85E/E74C-5396}
直書き URL(<a.URI>
)を font-size: 0.9em
の等幅フォントにした(URL 装体調整前後)。字間無しは昨年6月30日の開発からだが維持する。
直書き URL のある描写が読みにくい問題はずっと以前から感じていて,何度か調整しているが,一昨日の開発中にふと,「文字サイズを小さくしていない」ことに気付いた。
昨年6月30日の開発で字間無しにしているが,等幅フォントにして変に目立ち過ぎるという理由で戻したりもしている。この時になぜ文字サイズを小さくするという発想がなかったのか不思議だ。他にも問題が山積していて思考時間が割けず,灯台の下まで目が行かなかったか。
今回は <kbd>
や <code>
の装体について考えていたところだったので,その関連で気付けたのだろう。
文字サイズはやはり0.9emが丁度良い。0.8emにすると長い URL はともかく短い URL を提示する時に今度は目立たな過ぎる。
これにより,十分凝縮されメリハリが付いたので,予てから検討していた長い URL の省略については保留とすることにした。
長い URL の省略は,簡単なようでいざ導入しようとすると意外と難しい問題がある。
まず,デライト上の文書の傾向からいっても,「ちょっと長い」程度の URL は省略したくない。URL の全体が情報として有用な場合がしばしばある。このあたりはマイクロブログなどとは事情が異なる。
では,どこで省略すべきかという問題になるが,長い URL を許容すればするほど比較的短い URL の読みにくさが解消されないというジレンマがあった。これは装体の調整で解決した。
そもそも輪結記法([ ... ]
)もあるので,現状維持で特に困ることはないだろう。そのうち https://example.com/abc ... xyx
のような省略記法を導入してもいい。
ただ,パーセント符号化の復号はしたい。これは昨年3月22日2歩で決めていたことだが,少し面倒臭い部分がありいまだに実現していない。
dimgray
}{進捗記録}{gray
}{概ね満足}{line-height: 1.8
}{line-height: 1.4
}{開き過ぎる}{font-size: 0.8em
}{font-size: 0.9em
}{font-size
}...
{希哲16年1月15日1歩 K#F85E/E74C-3A37}

{希哲15年9月28日の日記 K#F85E/E74C-CB79}
普通に執務するつもりだったが,調子が上がりそうになかったため,臨時休業にした。金風以来の雑務からいったん解放され,疲れがどっと押し寄せてきたようだ。金風が無ければ今頃別種の雑務に追われていたはずであることを考えると,未来というのは本当に分からないものだとしみじみ思った。
じっくり今後のことを考え,律動的集中生活を解除することにした。明日から生活律動矯正を徹底する。
金風によってひとまず収益目標達成の緊急性が下がり,視野を広げてやるべきことが増え,新生デライト開発だけに集中出来る状況ではなくなっている。実際,出来ていない。
8月12日から始めた律動的集中生活は,最低限の生活律動を維持しながら,新生デライト開発を中心として収益目標達成にかける時間を最大化しようというものだった。意識が自然と集中している時は制約を無くすことで上手く行ったが,こういう状況では時間配分が極端に振れやすくなる。生活にメリハリを付け,ばら成しを取った方が開発時間も確保しやすいだろう。
デライト収益目標達成もまだ油断出来ない状況にあり,多少の迷いはあった。そんな思考と裏腹に,この日も花の散歩再開,食生活改善の進展などがあり,自然と黄金日以上の調和的な生活を取り戻しつつある。こうなると,もはや律動的集中生活の意義もよく分からなくなってくる。
そもそも,切り替えやすいように短期集中生活ではなく律動的集中生活にしたので,開発時間がもっと欲しいとなれば,その時にまた切り替えればいい。金風を上手く捉えたことは,収益目標達成のかわりとするに十分な収穫でもあった。
ただし,ずっと後回しにしてきた書類整理と譜類整理をこの機会に進めたいため,これらが一段落するまで朝の輪郭整備と朝の一日一文は引き続き休みにしておく。
silver
}{進捗記録}{WhiteSmoke
}{gray
}{下線記法}{引用部区}{デライト}{希哲15年6月21日の開発}{希哲15年6月20日の日記}...
{希哲15年6月21日9歩 K#F85E/E74C-A945}
これまで輪符の輪結装体 は 1px #999 の破下線にしていたが,通常の線の色は lightgray,引用部区など WhiteSmoke 背景の上では silver と,かなり薄くした。強調記法に単独で囲まれた輪符に関しては,silver の一本下線にし,少し目立つようにした。
これにより,輪結の重要性に応じてメリハリが付くようになり,重要性や変調をさりげなく示唆したいような場合は軽い強調,はっきり強調したい場合は重い強調というように,強調記法と組み合わせた「強調輪符」の記法が確立した。
輪符自体を強調するのではなく,参照名を強調したいのであれば内側に強調記法を置くことも出来る(例:軽い強調,重い強調)。
経緯
長い歴史
輪符の表示をどうするかという問題は,デルン最初期からの課題だった。
最初は重要な輪符を少しずつ貼り付けるような使い方しかしていなかったため大きな問題ではなかったが,いずれ文中に輪符が増えてくれば,重要性によって表示し分ける必要が出てくる,というのは当初から想定していた。元々,入力道手の機能や自動補完などで文章のほとんどが意味符号になるような技術として構想していたからだ。
実際,デライト以後,私自身の慣れとデライトの品質向上によって自然と文中に輪符が増えてきた。現在,私の描出ではほとんどの語が輪符であり,輪結になっている。こうなると,閲覧者にとっては,どこが重要な輪結なのか分からない上に,中途半端に目立つ輪結だらけで見にくいという問題が出てくる。
もう一つ,輪符に関する問題があった。輪符の知名を変えて参照したということが分かりにくいという問題だった。輪符の知名を変えたということが読み手にとって重要なことがあるが,これまでそれを表現する良い手段が無かった。
どちらの問題も,少し前までは自動的に解決出来るのではないかと考えていた。例えば,前景輪にある輪符を自動的に強調表示したり,知名と異なる名前で参照された輪符を斜体にするなどということを考えていた。
ただ,これは描出経験を積むにつれ無理があると感じるようになった。
まず,時として膨大になる前景輪に一致する輪符をいちいち見つけるのは現実的ではない。見えている10輪に限定するのも不自然な見え方になるだろう。輪符の参照名をいちいち照合するのも軽い処理ではない。
描写に隠し文字列でも埋め込めば負荷軽減にはなるだろうが,依然として無視出来ないコストではある。何より,出与えの一貫性や保守性に深刻な影響を及ぼすことは目に見えている。
それ以前に,自動装体を適用すべきではない場合が多々あることも分かってきた。全知検索との兼ね合いも考えると,文中で目立たせたい輪符と引き入れたい輪郭はむしろ一致しないことの方が多い。
知名に関しても,例えば,「知る」という輪郭を「知って」のように語形を変えて参照することも増えてきた。明らかに自動装体にすべきではない,瑣末な場合が多々ある。
最近では,デラング整備の進展もあり,これは手動装体,つまり何らかの記法で対応すべきなのではないか,と考えるようになっていた。
今日の進展
こうした問題の解決に向けて本格的に考え始めたのは,まさに今日,昨日の日記を付けていた時に,「希哲15年6月20日の開発」という輪郭を「開発では」として参照した時だった。この「開発」が,一般的な意味での開発なのか,特定の日の開発を指しているのか,一見して分からない。これは以前からずっと気になっていた問題だが,そろそろ何とかしたいと思った。
重い強調を使ってみたりもしたが,重過ぎる。そこで軽い強調を使ってみることにしたが,軽い強調は欧文向けで,斜体・伊体に依存した装体は避けたかった。ここで,強調輪符の下線を調整することを考え始めた。
強調輪符をいかに目立たせるか,ということを考えているうちに,そもそも輪符の輪結全般が目立ち過ぎていることに気付いた。というより,これまではこの輪結装体が軽い参照も重い参照も表現していたので,気付いてもどうしようもなかった。ここで,通常の輪符と強調輪符でメリハリを付けることを考え始めた。
破線は太くすると環境によって全体的に大きくなり短い語では破線らしく見えなかったりするため,一本下線にすることを考えた。もともと点下線・破下線・一本下線で輪結の強さを表現した装体で,一本下線は前景輪のために取っておいたが,前述の理由で未使用だった。ここで,輪結装体に関する問題全般と繋ってきた。
通常の輪符に関しては,いっそのこと下線類を無くしてもいいかと思ったが,流石に文字色だけでは心許無い。視線の流れ K#F85E/A-E74C-AA16}を遮ることなく,視線を止めれば容易に輪結と視認出来る按配を{理想として,破下線の色を極力薄くすることにし,白背景なら lightgray,引用部区など WhiteSmoke 背景の上では silver が最適と結論付けた。
(Firefox で調整していたためもう一段濃い silver と darkgray の組み合せで決めかけたが,他の環境では破線密度の差でまだ濃過ぎるように見えたため,まとめ中に修正)
強調輪符の一本下線に関しては,薄い色では弱いように思え gray を試したが,明示的に下線を引きたい場合のために下線記法を導入することも考えているため,兼ね合いであえて silver にしておくことにした。
まずは CSS のみでの出振るい。only-child で複数の輪符には効果が跨らないようにしてあるが,テキストノードは含まれうる。本来は一つの輪符のみを強調した時の効果であるべきだが,とりあえずは十分だろう。
総括
開発記録に書いておく。

{希哲15年6月18日の日記 K#F85E/E74C-D213}

{希哲15年6月16日の日記 K#F85E/E74C-90D6}
第三次黄金状態での過熱抑制も兼ね,久しぶりに定時執務を再開した。前日の反省から,一日一文の書き方を見直したこともあり,ここ数日感じていた揺らぎを払拭,安定感を取り戻した。ばら成し良く,メリハリのある気持ち良い一日だった。
21時過ぎには眠り,5時過ぎには目が覚めるような生活にも大分慣れたが,進捗を落としたくなかったことと時間帯を決めているデライト宣伝の都合もありなかなか定時執務に入れなかった。
しかし,ここ数日の経験で,やはり連日20歩前後の進捗という生活は危険だと思うようになった。休日を取ってしまうと高速道路で急ブレーキをかけるような危なっかしさがあるし,かといって無休で心身が持つとも思えない。
調子に乗って欲が出てしまったが,もともと10歩台後半の維持を理想としていたのだし,8時間執務で最低16歩になれば十分だろう。
デライト宣伝はまだ低頻度なので,宣伝攻勢までに執務時間をどう調整するか考えておく。
一日一文については,1日に2時間という時間制限を厳密に守ることにした。これまでは「目安」だったため,あと少しで書き終えられるとなると延長してしまうことが多かった。
これと同時に,あまり文章を書き上げることにこだわらないことにした。これまで,書き上げてはじめてその日の一日一文ということにしていたが,一つの文章に数日かかったらその数日も一日一文が出来たことにする。つまり,「○○日の一日一文」だけではなく「○○日〜○○日の一日一文」があってもいい。重要なのは内容であり,毎日なにかしら書こうとすることだ。
これまでの経験からいって,書いているうちに熱が入って長くなってしまうということは避けようがない。最近,頭の片隅に書きたいことを溜めておけるようになり,題材に困ることは無くなったが,代わりに詰め込みがちになっている。前日はその極端な例だった。
残りわずかでも2時間に達したら中断し,それなりに読める内容であれば「書きかけ」として公開し,翌日に続きを書き,時間が余ったらもう一つ書くようにすればいい。
