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{ビデオ ゲームを「遊画」と訳す K#F85E/C6C7}

最近,意外に使えるなと思っている訳語が「<ruby><rb>遊画</rb><rp>(</rp><rt>ゆうが</rt><rp>)</rp></ruby>」だ。これは,ビデオ ゲーム(video game)に対応する訳語だ。

英語圏では,映像(ビデオ)を利用したコンピューター ゲームのことを一般に「ビデオ ゲーム」と呼んでいるが,日本語では少し特殊な事情がある。

日本では,ファミコンに代表される家庭用ゲーム機が普及した1980年代以来,ビデオ ゲームを「テレビゲーム」と呼ぶことが一般化した。当時の日本では「テレビ」は映像放送やテレビ受像機のことを指し,「ビデオ」は実質的に VHS カセットや再生機のことを指していたので,テレビに向かって遊ぶことを直感的に「テレビゲーム」と呼んでいた。21世紀になると,携帯ゲーム機も一般的なものになり,PCスマートフォンなどビデオ ゲームの遊び方も多様化したためテレビゲームという表現は実態にそぐわなくなった。もっとも,若者の間では単に「ゲーム」でテレビゲームのことを指していることが多かったので,それが残って現在では「ゲーム」でビデオ ゲーム一般を指すことが多い。

もちろん英語の「ゲーム」とは単に「遊び」のことであって,「ビデオ ゲーム」も日本では一般的に使われないので,これに対する正確な表現は日本語で流通していないことになる。そこで私が考案したのが「遊画」だが,これがなかなか使い勝手の良い言葉で,「映画」に近い感覚で使える。映画も,「活動写真」や「キネマ」などと呼称の変遷を経て落ち着いているので,ゲームが遊画に変わってもおかしくはない。

私自身,希哲社で「遊画」開発<ruby><rb>露事</rb><rp>(</rp><rt>プロジェクト</rt><rp>)</rp></ruby>を持っているので,作り手としての感覚も多少は入っている。今後,私はこの「遊画」を積極的に使っていきたい。

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{ビデオ ゲーム}

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