途中で終了。
HTML の制約で,間を飛ばして見出し階層を深くすることは出来ないため,最初の見出し記号の個数は無視せざるをえない。これを利用して,Markdown 風のハッシュによる見出しは ## から始めることで許容できる可能性に気付いた。
強調については,Markdown 式のアスタリスクを使った方法を採用する。
ただ,欧文・和文で斜体の位置付けが異なるといった問題があるため,アスタリスク1つで em 要素による「軽い強調」,2つで strong 要素による「重い強調」とし,表示については場合とフォントによる,としておくことにした。斜体どころか太字に対応していないフォントもあるため,ここは割り切る。
斜体を表現するために Org-Mode のスラッシュによる記法導入も検討したが,台録記法などいくつか干渉する可能性があるため見送り。
ここで,全角アスタリスクを重い強調に使えるようにすることを思い付く。
もともと DIL 0.2 では半角・全角のアスタリスクで囲んだ文字列を strong 要素にする機能があり,和文中で適度に目立つという理由で個人的にはよく全角を使っていた。これなら自然に和文での斜体を避けられる。
下線については アンダースコアを使った方法が分かりやすいので Org-Mode 方式を採用する。
Org-Mode のようにハッシュを使った記法は利用頻度に対して混同の可能性が高い。
多少冗長でも明確な方がいいということで C 部区込め言の採用を検討したが,HTML が使えるのだから HTML 込め言 で十分だろう。
定表記法については,どの言語も整列の指定方法があまり美しくないので,独自記法を考える。
左寄せなら左縦線にくっつけ,右縦線との間に1つ以上のスペースを空ける,右寄せならその反対,中央寄せなら両側に1つ以上のスペースを空ける,という記法を考案した。