最近の献典整備についての意識の高まりで,デルン開発の初心を取り戻しつつある。
元々,閃きの頃から想定していたのは,あらゆる情報が縦横無尽に輪結された辞典や百科事典,諸分野の大全のようなものを作ることだった。希哲館事業発足時も,『勘報累新大全』を中心に,多くの人にとって有益な情報源を作ろうとしていた。
ところが次第に,客観的情報価値から主観的情報価値に重点が移っていった。それだけの知的な足場固めが必要だったということなのだろう。それもいったん行くところまで行き,ようやく,本来やりたかったことに目を向けられるようになった。
誰もが主観的情報価値を追求出来るようにしたのがデライトとも言えるが,それだけでは間口が狭過ぎる,ということはこれまでの市場活動で学んだ。これからは主観的情報価値を客観的情報価値に繋げる仕事が重要になる。
Twitter アカウントの削除を実行し,非常にすっきりした。また一段と身軽になった感じだ。結果的にあれが最後のツイストとなった。
ほとんど使っていなかった @KTK_bod の削除にあたって,ツイスト以前の色々なことも思い出した。ウェブ独立宣言やシンツイートのことなどすっかり忘れていた。