デライトの軽量マークアップ言語「デラング」でも見出し記法に対応しました!
見出し記法の概要
デラングでは、行をアスタリスク(*/*)、等号(=/=)、2つ以上の番号記号(ハッシュ、#/#)のいずれかで始めることで見出しを作ることが出来ます。半角・全角の区別はありません。
以下のように、これらの見出し記号の数で見出しの階層を表現することが出来ます。
* 第1階層
** 第2階層
*** 第3階層
ただし、記号を増やしても階層を飛ばすことは出来ません。最初の見出し記号の数は任意で、これが基準になります。途中で最初の見出し記号よりも少ない見出しを入れると、それが新しい基準になります。
** 第1階層
**** 第2階層
* 第1階層
** 第2階層
以下のように、記号の異なる見出しが混在しても構いません。
* 第1階層
== 第2階層
### 第3階層
ただし、一つの見出しの中で異なる記号は機能しません。
*=# これは駄目
番号記号による見出しについて
番号記号による見出しは主に Markdown によって広く使われていますが、デラングでは #ハッシュタグ や以下のようなシェルの入出力記法との共存を計るため、見出しとして使えるのは2つ以上からとなっています。
# echo "これはシェル記法です"
これはシェル記法です
## 見出し第1階層
### 見出し第2階層
#### 見出し第3階層
組み合わせ可能な記法について
余談
当初、Org-mode 風のアスタリスクによる見出し記法のみを採用するつもりでしたが、利用者の方のご要望を取り入れ、ウィキや AsciiDoc で使われている等号による記法に対応、最終的には見送るつもりだった Markdown 風の番号記号による記法も制限付きで取り入れることになりました。
主要な見出し記法はほぼカバー出来、当初想定よりもずっと良いものになったと思います。これも皆様のおかげです。今後も気軽にご意見・ご要望頂けましたら幸いです。