+ 接尾子を使った台録構造について見直した結果,これまで必ず置いていた各実行譜類への疎輪結のみ「必要に応じて」とすることで概ね現状維持となった。
アンダースコア略記法の廃止により,今後は kn+/foo+/bar.sh
のような台録構造で副駒手を管理することになる。いっそのことこの + 接尾子も廃止していいかと思ったが,kn+/foo
という無拡張子疎輪結を使うことでスクリプト実装(.sh
)とバイナリ実装(.x
)の切り替えが容易になるという狙いがあり,これはこれで捨て難い。設定譜類より直接的で分かりやすいし,最上位は kn
と kn+/
になるのが自然なのでそれに整合的でもある。
将来的に膨大な副駒手を追加することを考えて持たせた柔軟性だが,これまでの実装では無拡張子疎輪結を通して副駒手を探索していたため,常に各副駒手に疎輪結しておく必要があり,スクリプト実装しかない現状ではただ煩雑なだけだった。これを省けるようにすれば柔軟性は維持しながらかなり見通しが良くなる。