せっかく調子が出てきたところでもあり,定休通りに休むか少し考えたが,昨日の捌き手整理で無自覚にも脳が大きな仕事をしていたことが分かったので休むことにした。ゆっくり眠り,軽い作業をしたりぶらぶら歩いたりして過ごした。
なまじ金銭的余裕が出来ると心配なのは放漫や浪費だが,無理な節約をするでもなく,調和的で健全な節制が出来ているのは喜ばしいことだ。思いのほか安定感・安心感がある。余裕が無くて放置していた様々な問題を落ち着いて見直せるようになったことで,むしろ金風以前よりも無駄なく効率的な生活が出来ている気がする。
金風以前から黄金生活に限りなく近付いていた上に希哲館事業の成功も目前という状況だったのだし,生活に関してこれ以上望むこともそう多くはない。これが夢見ていた「生き浄土」なのかもしれない。そう思うとつくづく幸せな人間だ。