吹き描きを考案してからというもの,矩形の対角1組を角丸にした図形を何と表現すれば良いのかずっと考えていたが,さっきふとこれが眼の形に似ていることに気付いた。これを仮に「眼形」と呼んでおくことにした。吹き描きは「左眼形」ということになる。
さっき名付けた「吹き描き状入力欄」も「左眼形入力欄」に改めた。
浮世絵や歌舞伎で見る眼の形に似ているため,試しに div.fg の下と右の枠線を赤にしてみたが,なかなかカッコいい。ただ,日常的に使うには派手過ぎる。何かで使えるかもしれない。
終了。
「吹き描き」(ふきがき,英訳:delloon)は, 希哲館・宇田川による造語である。
描出を「吹き出し」(英語:balloon)のように表現したもの。デルンにおいてコメントシステムに用いることを想定し,希哲7年2月25日にこの描出をしているが,長らく実現しなかった。
希哲13年8月3日,大理容において出来た輪郭の表示形式(全知検索における吹き描き実現当初の様子)を指す用語として再利用することにした。左眼形を採用したのは,左上から読む言語で先に目に入る部分に丸みを持たせたかったのと,右下に丸みがあるデライトのロゴの影響もある。
希哲14年5月24日,鼻付き吹き描きの概形が出来,6月6日に領当てが完成。
ふと全知検索で引き入れに使ってきた入力欄(引き入れ欄)を吹き描き状にすることを思いついた。試しに bdr-rds: 16px 0 程度にしてみたところ,大分調和的に見えることに気付いた。これまで単純な長方形・黒背景の入力欄だったため,どうしても無粋に見えてしまう部分だったが,長年の問題がここで解決した。
さらに,知名・描出編集に使う入力欄も同様にしてみた。知名部分は輪括弧も絡むためもうちょっと意匠的な工夫が欲しいが,無骨な印象だったのがかなり可愛くなった。
これを見ているうちに,吹き描きの形が眼に見えることに気付いた。恐らく,小さい引き入れ欄で試してみたことが良かったのだろう。今の吹き描きを考案してから,この形が何かに似ている気がしてずっともやもやしていた。何かは分からず縁起の悪いものだと困ると思っていたが,眼なら隠喩としても理想的で,また心配事が一つ解消した。
このような,矩形の対角の1組を角丸にした図形を「眼形」として,吹き描き状のものを「左眼形」,反対のものを「右眼形」と呼ぶことにした。