これは希哲学の歴史から考えると,ものすごい進歩だ。なにせ,近代化以降,無用の学問とされてきた希哲学への扉を万人の掌に開き,しかもそれが脱工業化・知識産業化と結合した史上最大の富の源泉につながっているというのだから。実現すれば人類史を前後に二分する大画期だ。
{ツイスト K#F85E/4686-FAAB}
宇田川浩行希哲12年1月17日,デルンにおける分散型マイクロブログ互換の描出として定義。Twitter におけるツイート・Mastodon におけるツートに相当する。
将来的に変更の可能性があるが,現時点では Mastodon 互換で,文字数制限等もこれに準じる(500文字)。編集は可能とするが,性質上,マイクロブログに投稿されるのは最初のみ。
ツイストには「より合わせる」といった意味があるが,ストリング(ひも,文字列)にもかかっていて面白い。単に異なるサービスをより合わせるだけでなく,描出をより密接に結びつける効果もある。
{フィロソフォン K#F85E/4686-B128}
宇田川浩行{希哲学 K#F85E/9974}
宇田川浩行「希哲学」(きてつがく,おもいかけのまなび)は,西周による「philosophy」の訳語である。現代日本語における「哲学」という語はこれに由来する。
津田真道の『性理論』の跋文に西周が書いたものが初出とされる。
宇田川の用語としては,精神を表わす「希哲」と学問的伝統を表わす「哲学」の総称である。希哲学から「希」が抜けて「学」が残ったのが現代の日本における「哲学」であり,「希」を取り戻すことで「希哲学」を復興することを希哲館の使命としている。なお,この希哲学は英語でもラテン語風に「philosophia」と訳すことがある。これは,英語における「philosophy」にも意味が漠然とし過ぎている嫌いがあるため,原点回帰の意図を強調したものである。
ただし,この用法は希哲館創立(2007年)以後のもので,それ以前に「希哲学」は宇田川が構想する独自の学問体系の名称に使っていた(英語名は「philosophics」)。この希哲学を基礎に希哲館が生まれた。現在,この学問体系は「綜学」と称しており,希哲学の一種という位置付けである。これには,「希哲学」そのものを具体的な知識の内容から切り離し,可能な限り普遍的に,広く適用可能な理念として位置付ける意図がある。
{知識産業 K#F85E/63B3}
宇田川浩行knowledge industry