「述数」(じゅっすう,predicative number)は,「叙述する数」を意味する宇田川の造語である。
記号としては,「述語」(predicate)という概念の元となったアリストテレス論理学における「カテゴリア」(κατηγορία)から,ギリシャ文字の「κ」(カッパ)を小文字で用いる。場合によりラテン文字「K」を大文字で,あるいは「kk」で代用できる。
綜学における「数」の概念を特徴づける。
「綜学(synthesics)」は全ての知識を格納する学問体系。宇田川の考案。
大きく,哲学的内容を扱う「凡学」(mediocrology),博物学的内容を扱う「詞学」(linguology),応用的内容を扱う「術学」(arsology)に分かれ,更に知識の内容に応じて木構造を作る。この時,枝となるまとまりは「論科」と呼ぶ。既存の学問は「その学問に対する言語的知識」という観点で詞学に吸収できる事が多い。
膨大な知識を効率的に整理でき,成果が相互に循環し新陳代謝する事を目指した体系。全ての問題の統一的説明は困難を極めるが,一応の格納をして次第に消化していくシステムを作る事は比較的容易という発想がある。
DG_T
}{希哲16年5月19日の日記}{輪郭法について}{あれ}{デラング}{輪郭記法}{希哲16年2月22日の日記}{希哲16年2月10日の日記}...「輪郭法」(りんかくほう,英語:delinigraphy)は宇田川の用語。略称は「DG」である。綜術の一つ。
人間の知識の整理方法を体系化したもの。応用範囲は哲学・数学から,情報技術にまで及ぶ。
もともと英語名は delinography であったが,デルンの接頭辞(delno-)と区別するために変更した。
余談であるが,「DG」はラテン語「Dei gratia」(神の恩寵により)の略でもある。また,初期の名称は「森羅法」(しんらほう)であった。