アウトライナーって、結局綺麗に整理することに力を注いでしまいがち。
デライトの輪郭法も、ともすれば上手く輪郭を繋げようと考えがちだけど、デライトが目指すものってそういう小細工を弄して作り上げる芸術作品じゃないと思っている(繋いでいるうちにやりたかったことを忘れてしまう)。
開発者が、これまでデライトに蓄積し、構築してきた知能増幅の過程が知りたい。
例えば、輪郭を繋ぐことを放置し、ただ溜め込んだメモが、いつか輪郭を駆使するタイミングで、忘却されたまま埋もれてしまうのではないか。
ただ忘却したくないが為に書きとめたメモが、未来の自分自身にどう作用したのか、が最も興味深い。